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海浜環境での活動が気分・感情の変化に及ぼす影響
姫澤, 孝典; 田中, 聡; 金井, 秀作 ...
理学療法科学,
2018, Volume:
33, Issue:
5
Journal Article
Open access
〔目的〕本研究の目的は,海浜環境での活動がリラックス効果を中心とした心理的側面に及ぼす影響を検証することである.〔対象と方法〕健常成人の男女27名(平均年齢36.7 ± ...
15.4歳)を対象とした.方法は海浜環境でストレッチング,ウォーキングなどの活動を行った際と,通常の日常生活時の感情や気分について気分プロフィール検査(日本語版POMSTM短縮版)を使用し統計的に比較した.〔結果〕海浜環境で活動した場合には日常生活時と比べ,「緊張–不安」や「抑うつ–落ち込み」,「怒り–敵意」,「疲労」,「混乱」といったネガティブな気分が有意に低く,「活気」といったポジティブな気分の有意な上昇が認められた.〔結語〕海浜環境という非日常体験での活動によりリラックス効果を得ることができたと考えられる.
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脳卒中片麻痺患者の方向転換課題における歩行特性
宍戸, 健一郎; 田中, 聡; 島谷, 康司 ...
Rigaku ryoho kagaku,
01/2018, Volume:
33, Issue:
2
Journal Article
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〔目的〕片麻痺者の方向転換動作において回旋方向の違いと麻痺の重症度が歩行安定性に与える影響を3軸加速度計を用いて明らかにすること.〔対象と方法〕対象は見守り歩行あるいは自立歩行が可能な脳卒中片麻痺者19名.3軸加速度計を装着し,5 ...
mの直線歩行と方向転換(麻痺側回り・非麻痺側回り)を行わせ,定常歩行と方向転換直前,方向転換開始時の歩行規則性についてBRSを用いた麻痺の重症度別で比較した.〔結果〕麻痺の重症度が低い患者の方が,方向転換時に有意に規則性の低下を認めた.〔結語〕麻痺の重症度が低い患者は規則性を低下させても方向転換可能であり,重症度が高い患者は規則性を保ちながら方向転換を行っていた.
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理学療法学生のプロフェッショナリズムの分析
島谷, 康司; 井関, 茜; 沖田, 一彦
理学療法科学,
2014, Volume:
29, Issue:
4
Journal Article
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〔目的〕本調査では日伊の理学療法学生を比較して,日本の理学療法学生のプロ意識の特徴を明らかにする.〔対象〕日本(63名)とイタリア(35名)の理学療法学科の学生を対象とした.〔方法〕5段階リッカート尺度の質問紙(19カテゴリ46項目)を用いて「理学療法士としてプロであるためにはどの程度当てはまる必要があるか」を質問し,各項目に対して統計学的比較を行った.〔結果〕14カテゴリ26項目に有意差が認められた.〔結語〕幼少期からの学習形態の違いや理学療法カリキュラムの違いによって自己学習に相当するプロ意識に差異をもたらしているのではないかと推察され,科目教育と臨床教育の乖離を埋め合わせる必要がある.
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理学療法士のプロフェッショナリズムの分析
井関, 茜; 沖田, 一彦; 島谷, 康司
理学療法科学,
2014, Volume:
29, Issue:
4
Journal Article
Open access
〔目的〕日本理学療法士におけるプロフェッショナリズムについて,見解を深める.〔対象〕4年制大学理学療法学科の学生123名を対象とした.〔方法〕質問紙を用いて,46の項目が理学療法士としてプロフェッショナルであるためにどの程度当てはまる必要があるかを,5段階リッカート尺度で問うた.〔結果〕4つのカテゴリで有意差を認めた.〔結語〕仕事に対して自己犠牲に関するジレンマの存在が窺われた.また,プロフェッショナリズムには遵守の必要が自明な部分と,状況により判断が分かれる部分の2つの部分があると考えられた.
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体性感覚刺激に基づくヒトの運動学習支援技術
島, 圭介; 島谷, 康司; 坂田, 茉実
システム/制御/情報,
2023/06/15, Volume:
67, Issue:
6
Journal Article
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理学療法教育における屋根瓦式教育の試み
梅井, 凡子; 沖田, 一彦; 大塚, 彰 ...
理学療法科学,
06/2013, Volume:
28, Issue:
3
Journal Article
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〔目的〕理学療法過程演習における屋根瓦式教育の効果について検討すること.〔対象〕「理学療法学特論II」を受講した3,4年生を対象とした.〔方法〕演習において4年生は3年生の学習支援を行った.講義終了後に授業形式の効果についてのアンケート調査を行った.なお,アンケートは無記名で個人に不利益とならないことを説明したうえで実施した.〔結果〕アンケートの回収率は100%であった.3年生は問題点抽出を最も難しいと考えていた.また,4年生が演習に入る学習形式については,「大変効果的である」がもっとも多かった.〔結語〕理学療法教育においても,屋根瓦式教育は教える側の理解を高めるとともに,教わる側の学習モチベーションを高める方法として効果的であると考えられた.
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障害物回避の見積もり能力に関する発達障害児と健常児の比較
島谷, 康司; 関矢, 寛史; 田中, 美吏 ...
理学療法科学,
2011, Volume:
26, Issue:
1
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〔目的〕本研究の目的は,発達障害児の障害物回避の見積もり能力を明らかにすることであった。〔方法〕対象は5~6歳の発達障害児と健常児,各9名とした。視覚弁別課題として,7.0 ...
m離れた位置から異なる高さの2本のバーの高低を比較させた。また,接触回避を見積もる課題として,異なる高さのバーを1本ずつ呈示し,かがみ込むことに,身体を接触させずに通り抜けることができるかどうかを回答させた。〔結果〕視覚弁別課題では発達障害児の正答数は9.22±.63回,健常児は9.78±.42回であり,有意な差は見られなかった。見積もり課題では,発達障害児の正答数は7.78±.67回,健常児は8.56±.73回であり,発達障害児の正答数が有意に少なかった。〔結語〕発達障害児は身長とバーとの相互関係からバーへの接触回避を見積もる能力が劣っていたために,障害物に接触する頻度が高いのではないかと考えられた。
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静止立位時の足趾接地状態が歩行に与える影響
長谷川, 正哉; 島谷, 康司; 金井, 秀作 ...
理学療法科学,
2010, Volume:
25, Issue:
3
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〔目的〕浮き趾が歩行中の足底圧に与える影響について調べることを目的とした。〔対象〕健常成人女性104名に対し静止立位時の足趾接地状態の評価を行った結果から,浮き趾群20名および完全接地群15名を実験対象として抽出した。〔方法〕浮き趾群および完全接地群に対し歩行中の足底圧の計測を行い,足趾および前足部の荷重量,足底圧軌跡の軌跡長を抽出し比較検討した。また軌跡の特徴を分類し比較検討した。〔結果〕完全接地群と比較し浮き趾群では,足底圧軌跡長,足趾荷重量が小さく,足底圧軌跡が足趾まで到達しないことが確認された。〔結語〕浮き趾群では足趾による安定した支持基底面の形成ができず,歩行中の重心の前方移動が困難であること,および中足骨頭部に荷重が集中し,足部のアライメント異常につながる可能性があることが示唆された。
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