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  • 若齢ウサギにみられた胃内毛球症の2例
    若松, 勲; 廣田, 尚享; 久野, 由博; 政田, 早苗; 高島, 一昭; 山根, 義久

    動物臨床医学, 2000, Volume: 9, Issue: 2
    Journal Article

    若齢ウサギにみられた胃内毛球症に対して、症例1は内科療法を実施した。メトクロプラミドの注射やパイナップルジュースを経口投与したが、死の転帰をとった。症例2は外科療法を実施した。造影検査により、胃内より腸管への通過障害が認められ、試験的開腹術を行った。幽門部には多量の毛球が認められた。術後は再発はなく、経過良好である。いずれの症例も2カ月と5カ月齢という若齢であるが、様々な要因で毛球症を発生する可能性があり、若齢ウサギにおいても注意が必要である。