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Clarithromycin投与非小細胞肺癌患者末梢血単核球におけるinterleukin-12m RNAの発現
寺本, 正治; 喜多, 英二; 三笠, 桂一 ...
日本化学療法学会雑誌,
1997/03/25, Letnik:
45, Številka:
3
Journal Article
Recenzirano
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我々は手術不能原発性肺癌患者にclarithromycin (CAM) を投与し, 生存期閥の延長を報告し, その機序として宿主要因と癌悪液質改善とを報告している. 今回は非小細胞癌患者にCAMを投与し末梢血単核球中interleukin (IL)-12mRNA発現の推移をRevers Transcriptase-assisted Polymerase Chain Reaction ...
(RT-PCR) 法を用い, 非投与症例と比較検討した。対象は当科に入院した初回治療の非小細胞肺癌者11例 (CAM投与例9例, 非投与例2例) でCAM投与例9例の平均年齢は65.7±10.4歳, 性別は男性7例, 女性2例で, CAM非投与2例の年齢は77歳と56歳, 男性2例である. 結果は末梢血単核球中IL-12 subunitp 40 mRNAの発現がCAM投与で増強傾向を示し. 生存期閥延長の機序の1つと考えられた。
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HIV感染者における高IgE血症の臨床的検討
善本, 英一郎; 古西, 満; 高橋, 賢 ...
日本エイズ学会誌,
2000/02/20, Letnik:
2, Številka:
1
Journal Article
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目的: HIV感染者ではその経過中にしばしば高IgE血症を認めるため、血清IgE値とHIV感染症の臨床病態との関連について検討を行った。 対象及び方法: (1) 血友病患者でHIV感染例24例とHIV非感染例13例との血清IgE値を測定し比較した。(2) HIV感染者32例 (平均年齢33.4歳、男性29例・女性3例) の血清IgE値とHIV感染症の臨床病態との関係を解析した。 結果: (1) ...
HIV感染血友病患者で1,000U/ml以上の高度の高IgE血症を認める傾向にあった。(2) 高IgE血症を伴うHIV感染者ではAIDS発症例が有意に多く、CD4陽性T細胞も有意に低値であった。 結論: HIV感染者の高IgE血症はHIV感染症に関連した現象であり、特にHIV感染症の臨床病態進行の指標となりうることが示唆された。
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細菌の細胞障害毒素産生と接着因子に及ぼすErythromycinの作用について
三笠, 桂一; 喜多, 英二; 澤木, 政好 ...
感染症学雑誌,
07/1993, Letnik:
67, Številka:
7
Journal Article
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Pseudomonas aeruginosa, Neisseria gonorrhoeaeのHeLa細胞・HT-177細胞への接着に及ぼすerythromycin (以下EM) の影響とP.aeruginosaの細胞障害毒素産生に及ぼす作用とを検討した.1) EMは両菌の接着を抑制した.2) EMは両菌のpiliの発現を抑制した.3) ...
EMはN.gonorrhoeaeの第二接着因子であるprotein IIの産生を抑制した.4) EMはP.aeruginosaの66K cytotoxinの産生を抑制した. 以上から, EMが両菌の接着因子の発現や毒素の産生を抑制することで感染の成立を阻害している可能性が示唆された.
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細菌性肺炎に対するpazufloxacin注射薬の臨床評価
島田, 馨他
日本化学療法学会雑誌,
2000/06/25, Letnik:
48, Številka:
6
Journal Article
Recenzirano
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新規な注射用ニューキノロン系抗菌薬であるpazufloxacin (PZFX) 注射薬 (以下PZFX注射薬と略す) の細菌性肺炎および肺化膿症に対する有効性, 安全性および有用性を検討する目的でceftazidime (CAZ) を対照薬として無作為割り付けによる2群間比較試験を実施した。PZFX注射薬の投与量は1回500mg (PZFXとして) を, CAZは1回1,000mg (力価) ...
をいずれも点滴静注により1日2回 (朝・夕), 原則として14日間 (28バイアル) 連日投与し, 以下の成績を得た。 1) 総評価対象例232例のうち, 対象外疾患, エントリー基準逸脱などの理由により47例が臨床効果の解析対象から除外され, 臨床効果解析対象例は185例であった。疾患別内訳では細菌性肺炎173例, 肺化膿症12例であった。また, 副作用解析対象例は225例, 臨床検査値異常解析対象例は208例, 概括安全度解析対象例は210例, 有用性解析対象例は182例であった。 2) 臨床効果における有効率は, PZFX注射薬群 (以下PZFX群と略す) 90.7%(78/86), CAZ群89.9%(89/99) であった。有効率の差 (PZFX群-CAZ群) の90%信頼区間は-7.5%~9.1%であり, Δを10%とした場合のPZFX群のCAZ群に対する非劣性が検証された。なお, 患者の背景因子の中で性別, 併用薬の有無, 体温, 血沈値, CRP, 胸部X線陰影の点数分布などにおいて両群間に偏りがみられたが, 背景因子の偏りを補正した場合においても, 有効率の差の90%信頼区間は-5.7%~3.6%であり, 非劣性試験の解析結果は妥当と推定された。 3) 細菌学的効果は, 臨床効果解析対象例185例中起炎菌が検出された85例で検討された。菌陰性化率は, PZFX群81.1%(30/37), CAZ群100%(48/48) であり, 菌陰性化率において両群問に有意差がみられた (p=0.002: Fisherの直接確率計算法)。 4) 副作用の発現率は, PZFX群5.5%(6/110), CAZ群7.8%(9/115), また臨床検査値異常の発現率は, PZFX群31.0%(31/100), CAZ群29.6%(32/108) と示され, これらの発現率において両群間に有意差はみられなかった。なお, 発現例はすべて軽度あるいは中等度であり, 重篤な症状・所見はみられなかった。 5) 概括安全度における安全率は, PZFX群65.3%(66/101), CAZ群62.4%(68/109) であり, 安全率において両群間に有意差はみられなかった。 6) 有用性における有用率は, PZFX群86.6%(71/82), CAZ群82.0%(82/100) であり, 両群問に有意差はみられなかった。 以上の成績より, PZFX注射薬500mg (PZFXとして)×2回/日の静脈内投与は, 細菌性肺炎の治療に対して高い臨床的有用性が期待できるものと考えられた。
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院内感染によるEnterobacter cloacae菌血症5例の検討
村川, 幸市; 三笠, 桂一; 小泉, 章 ...
環境感染,
2002, Letnik:
17, Številka:
1
Journal Article
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当院内科系病棟で, 平成12年5月末から7月中旬にかけての約1ヵ月半に集中したEnterobac-ter cloacaeによる菌血症を経験した. これら5例はいずれも重篤な基礎疾患を持ち, 治療のため血管内に留置カテーテルを挿入され, ヘパリンロックを行っていた. 院内感染対策委員会では, 同一病棟において, 血液培養による上記細菌の検出が多発している旨の報告を微生物検査室より受け, ...
当該病棟に出向き, 原因の調査を行った. 結果, 病棟で使用しているヘパリンロック用のヘパリンバイアルの内外から同菌が検出され, 本事例は血管内留置カテーテルを介した院内感染によるものと考えた. 対策として, スタンダードプリコーションの再徹底, 病棟でのヘパリン加生理食塩水作成時の清潔操作の再確認を行い, 短期間で終息をみた. 当院では, 院内感染対策委員会と微生物検査室が常時連絡を密にしているため, 比較的早期に本事例を認識でき, 迅速な調査および対策が可能となったと思われた. これら5例はそれぞれ担当医が異なっており, 調査時点では, 各担当医, 病棟スタッフともに集団発生との認識はなく, 院内感染対策委員会と微生物検査室の連携は, 非常に重要であると思われた.
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経気管吸引法 (TTA) によるStaphylococcus aureus呼吸器感染症の臨床的検討
三笠, 桂一; 澤木, 政好; 古西, 満 ...
感染症学雑誌,
03/1992, Letnik:
66, Številka:
3
Journal Article
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TTA検出Saums呼吸器感染症24例について臨床的検討を行った.1) S.aurmsの検出頻度はTTA細菌検出524回中24回 (4.6%) と比較的少なかった. そのうちMRSAは3回検出された. 2) 疾患は肺炎が主体であった. 3) 約半数に抗菌薬が前投与されていた. 4) 複数菌検出例が多く, 特に院内発症例にその傾向が強くみられた. また同時検出菌ではH. ...
influenzaeが最も多かった. 5) 喀痰検査では検査可能であった21例にいずれも20ml前後の膿性痰が多く, 20例に喀痰検査からもS. aurusが検出された. 6) 発症時期は年度別にみると1987年をピークとし, 季節では秋から春にかけて多かった. 7) 宿主側の要因として低栄養例が多かった. 8) 予後は治癒が17例, 死因と関連すると思われた症例は7例でいずれもMSSAの肺炎で重篤な基礎疾患を有していた. 以上から, S. sureus感染症の病態は複雑でより正確に診断することの重要性が示唆された
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