481.
|
-
嫌気性菌呼吸器感染症の臨床的検討
大西, 徳信; 澤木, 政好; 三笠, 桂一 ...
感染症学雑誌,
04/1993, Letnik:
67, Številka:
4
Journal Article
Odprti dostop
最近8年間に当科において経気管吸引法, 経皮的肺吸引法あるいは胸腔穿刺にて, 嫌気性菌が確認された35例について臨床的に検討をした。疾患は膿胸9例, 肺炎9例, 肺膿瘍5例, 壊死性肺炎1例, 慢性下気道感染症11例であった。検出菌は嫌気性菌単独検出13例 (37%), 嫌気性菌と好気性菌との複数菌検出22例 (63%) でBacteroides属, ...
Peptostreptococcusが多く検出された。発症の宿主側要因を検討したところ胸膜, 肺実質感染症24例中誤嚥が原因と考えられた症例は11例 (46%) と半数以下で, 13例 (54%) では明らかな誤嚥が認められず, 誤嚥以外の発症誘因も重要であると考えられた。その発症誘因として下気道粘液線毛輸送機構障害の原因と考えられる慢性下気道感染症と喫煙歴とにつき検討し, 慢性下気道感染症またはBrinkman Index600以上の重喫煙歴の一方か双方かが13例全例に認められた。今回の検討から明らかな誤嚥を認めない症例の嫌気性菌呼吸器感染症には慢性下気道感染症, 重喫煙などの気道局所防御機構の低下の関与の可能性が示唆された。
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
482.
|
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
483.
|
-
動脈硬化と臨床検査
清島満; 鈴木麻希子; 前田悟司
生物物理化学,
2004, Letnik:
48, Številka:
4
Journal Article
動脈硬化の評価法としては血液を試料として分析する臨床化学的なもの, 生理機能的なもの, さらに画像的なものとに分けられる. 特に最近では医療機器の発達がめざましく, 血管内エコー(IVUS), さらには血管内視鏡など, 動脈硬化の病変部を直接観察することができるようになった. しかしこれらは少なからず侵襲的であり, かなり高度な技術も必要である. ...
ここでは非侵襲的な検査として測定可能な生化学的なもの, 特に脂質, リポ蛋白に関するものを中心に取り上げた. 1)コレステロール 脂質と動脈硬化との関係については今や広く受けられているが, 脂質が関与するのは特に粥状硬化というタイプである. 脂質を含むプラークが血管内皮下に生じ, 炎症やその他物理的な要因などが加わって被膜が破綻すると, そこに血栓が生じ, それが大きな凝固塊となれば動脈閉塞をきたすことになる. 2002年, 日本動脈硬化学会より, 「動脈硬化性疾患診療ガイドライン2002年版」が発表された.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
UL
|
484.
|
-
Erythromycin長期投与が症状改善に有効であったcommon variable immunodeficiencyの1例
前田光一; 寺西融; 眞島利匡 ...
日本呼吸器学会雑誌,
09/1999, Letnik:
37, Številka:
9
Journal Article
要旨:症例は32歳, 女性. 15歳頃から膿性喀痰が持続, 25歳頃から肺炎と尿路感染症とを反復した. 28歳時, 低γグロブリン血症と気管支拡張症を指摘され, 各種抗菌薬投与を受けたが症状は改善しなかった. 31歳時, 慢性尿路感染症による膀胱萎縮に対し尿路再建術が行われ, この時commonvariableimmunode-ficiency(CVID)と診断し, ...
その後定期的に免疫グロブリン補充療法を施行した. しかし咳嗽, 多量の膿性喀痰, 嗅覚低下, 鼻閉が持続し, 喀痰からは緑膿菌が分離された. 呼吸器症状改善を目的としてerythromy-cin(EM)600mg/日の長期投与を併用したところ, 次第に咳嗽, 膿性喀痰の減少を認め, 副鼻腔炎症状も改善した. 本症例は気管支拡張症, 慢性副鼻腔炎, 慢性尿路感染症を併発したCVlDであり, 免疫グロブリン補充療法にもかかわらず持続する呼吸器症状に対し, EM長期投与療法併用の有効性を示唆する症例と考えられた.
|
Celotno besedilo
|
485.
|
-
ライノウイルス感染後増悪した下気道感染症の3例
古西, 満; 澤木, 政好; 三笠, 桂一 ...
感染症学雑誌,
1992, Letnik:
66, Številka:
6
Journal Article
Odprti dostop
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
486.
|
-
慢性下気道感染症における細菌感染の検討
古西, 満; 澤木, 政好; 三笠, 桂一 ...
感染症学雑誌,
12/1991, Letnik:
65, Številka:
12
Journal Article
Odprti dostop
慢性下気道感染症の病態を喀痰量の変化を指標にして安定期と急性増悪期とに分け, 経気管吸引法 (以下TTA) により細菌学的検討を行った. TTAは安定期に107回, 急性増悪期に45回施行した. 安定期には単独菌検出, 急性増悪期には複数菌検出が有意に多かった (p<0.01). 安定期の単独菌検出例はH. influenzae (26回), P. aeruginosa (20回) が多かった. ...
安定期の複数菌検出例はH. influenzaeを含む組合せ (19回) が最も多かった. 急性増悪期の単独菌検出例はH. influenzae (7回) が最も多く, 急性増悪期の複数菌検出例では, 安定期に検出している細菌を消去して残った細菌, すなわち増悪関与推定菌はH. influengae (7回) が最も多かった. 以上から慢性下気道感染症ではH. influenzaeとP.aeruginosaとが持続感染菌として, H. influenzaeが増悪関与菌として重要であることが示唆された.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
487.
|
-
血液悪性疾患での顆粒球減少時の発熱に対する免疫グロブリン製剤投与時期に関する検討
古西, 満; 井前, 徳久; 森, 啓 ...
日本化学療法学会雑誌,
1996/11/25, Letnik:
44, Številka:
11
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
血液悪性疾患の抗癌化学療法後の顆粒球減少時に38℃ 以上の発熱を認め, Boneによる敗血症の診断基準を満たし, 臨床的に敗血症を疑った症例を抗菌薬 (piperacillin: PIPC+isepamicin: ISP) と同時に免疫グロプリン製剤 (ポリグロビンN®) を投与する群 (A群) と抗菌薬 (PIPC+ISP) 投与後4日目から免疫グロブリン製剤を投与する群 (B群) ...
とに封筒法で分け, 臨床経過を比較検討した。A群 (10例) とB群 (11例) とには基礎疾患, 発熱時の白血球数・顆粒球数・CRP・colony-stimulating factor (CSF) 製剤の使用に有意差はなかった。A群ではB群に比較し, 解熱・CRPの改善と白血球数の回復とが有意に早く, 抗菌薬の投与期間が有意に短縮した。A群の1例でGOT・GPTの軽度上昇を認めたが, 重篤な副作用は両群ともなかった。以上から血液悪性疾患では顆粒球減少時の感染症治療上免疫グロプリン製剤を早期から投与することが有用である可能性が示唆された。
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
488.
|
-
人工心臓(5)
山根, 隆志; 荒木, 賢二; 押川, 満雄 ...
人工臓器,
1996, Letnik:
25, Številka:
Supplement
Journal Article
Odprti dostop
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
489.
|
-
A-12 アポ蛋白A-I, A-II, A-I/A-II比からみた肥満,喫煙,飲酒の動脈硬化への影響について(一般口演,第24回杏林医学会総会)
浜田, 彰子; 山本, 実; 丸谷, 護 ...
杏林医学会雑誌,
1996, Letnik:
27, Številka:
1
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
490.
|
-
人工肺(1)
河村, 剛史; 別府, 俊幸; 今井, 康晴 ...
人工臓器,
1996, Letnik:
25, Številka:
Supplement
Journal Article
Odprti dostop
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|