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同位体比部会活動報告2013–2021年度
平田, 岳史; 丸岡, 照幸; 南, 雅代 ...
Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan,
2022/03/01, Letnik:
70, Številka:
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絶滅した九州のツキノワグマ個体群の分子系統と新しいハプロタイプの発見
伊藤, 哲治; 佐藤, 喜和; 石黒, 直隆 ...
日本野生動物医学会誌,
2023/04/05, Letnik:
28, Številka:
1
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日本のツキノワグマ(Ursus ...
thibetanus)は,ミトコンドリアDNA(mtDNA)のDループ領域における約700bpの配列に基づいたハプロタイプの解析により,分子系統が3系統(東部,西部,南部クラスター)に分かれていることが明らかとなっている。2012年,環境省は九州のツキノワグマ個体群について,1941年の記録を最後に信頼できる記録や情報が無いことから絶滅を宣言した。現在,九州のツキノワグマ個体群に関する試料および遺伝的な解析結果は非常に少ない状況であることから,九州のツキノワグマの分子系統学的な特徴は不明確である。本個体群の分子系統を明らかにすることは,アジア大陸から日本へのツキノワグマ個体群の軌跡を理解する上で重要な情報になるだろう。本研究では,九州の様々な場所で発見された4つの古い骨の試料を用いて,Dループ領域の約700bpの配列に基づいたハプロタイプを解析した。その結果,九州のツキノワグマについて2つの新しいハプロタイプを検出することに成功した。これら新しいハプロタイプは,両方とも西部クラスターに属するものであった。本研究の結果は,中国地方西部と九州の間でツキノワグマが連続的に分布していたこと,および生息地の分断後に遺伝的変異が生じたことを示唆した。また,これらの結果はアジア大陸から日本列島へのツキノワグマの移動に関する先行研究の考察を支持するものであった。
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質量分析関係用語集2024追補版
川崎, ナナ; 絹見, 朋也; 佐藤, 貴弥 ...
Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan,
2024/03/01, Letnik:
72, Številka:
1
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質量分析関係用語集2023追補版
青柳, 里果; 川崎, ナナ; 絹見, 朋也 ...
Journal of the Mass Spectrometry Society of Japan,
2023/03/01, Letnik:
71, Številka:
1
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初期続成過程における巨大球状炭酸塩コンクリーション形成
村宮, 悠介; 吉田, 英一; 山本, 鋼志 ...
地質学雑誌,
2017/11/15, Letnik:
123, Številka:
11
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球状炭酸塩コンクリーションは,世界各地の様々な地質時代の海成層から普遍的に産するが,その形成過程はいまだ完全には理解されていない.本研究では,愛知県知多半島の先端部に分布する中新統師崎層群下部豊浜累層中にみられる長径約1.5mの巨大ドロマイト質コンクリーションについて,その形成過程を明らかにすることを目的に,堆積学的および地球化学的な種々の観察・分析を行った.その結果,埋没深度数百mに達するまでのごく初期続成過程においてメートルサイズの巨大なコンクリーションが形成することが示された.その形成時間は数十年と見積もられ,これまで考えられていた巨大炭酸塩コンクリーションの形成速度よりもはるかに速いものである.
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同位体分析による実構造物中のコンクリートの中性化進行評価の試み
丸山, 一平; 淺原, 良浩; 南, 雅代 ...
セメント・コンクリート論文集,
2010, Letnik:
64, Številka:
1
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本検討では、名古屋市内の構造物のコア試験体に対して、放射性炭素に関する分析を行い、コンクリートの中性化現象について考察を行った。その結果、コンクリートの中性化現象について14C濃度を評価した結果、表層で濃度が高く、内部で低くなる傾向が得られた。また、14C濃度の経年変化プロファイルを参照することで、建設年代の情報があれば、中性化の進行プロセスを推定できる可能性があることがわかった。また、14C濃度は、フェノールフタレインの呈色反応によって評価される中性化フロントよりもかなり奥まで高い数値を保持しており、この値は、材料由来か、あるいは深部までCO2が到達したことによると考えられた。
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炭酸塩コンクリーションのSr同位体比を利用した年代決定法の検討
淺原, 良浩; 吉田, 英一; 南, 雅代 ...
日本地質学会学術大会講演要旨,
2021
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炭酸カルシウム(CaCO3)を主成分とする炭酸塩コンクリーションは海成堆積岩に普遍的に産出する.炭酸塩の炭素同位体組成(δ13C),コンクリーション周辺の堆積構造,コンクリーション成長モデルなどから,これらの炭酸カルシウムは,内包される生物の軟体組織部分を起源とする炭酸(HCO3–)と堆積物中の間隙水に含まれる海水中のカルシウムイオン(Ca2+)が反応し,堆積後数ヶ月〜数年の短期間に急速に形成されたことが明らかになっている1,2.この炭酸カルシウムは,海底下の地層中で成長する際,Caと化学的挙動が類似したストロンチウム(Sr)も海水中から取り込む.一般に,海成炭酸塩(岩)に含まれるSrの同位体比(87Sr/86Sr)は,過去の海水のSr同位体比の変動曲線3との対比に基づき,堆積年代を推定することに利用されている(Sr同位体層序年代).コンクリーション中の炭酸塩に含まれるSrは,続成作用や変質作用の影響が小さければ,堆積当時の海水中のSr同位体比を保持することとなり,年代指標に成り得ると考えられる.本研究では,石灰岩層などの堆積年代の決定に用いられているSr同位体層序を,炭酸塩コンクリーションに適用し,その有効性について検討した. 試料は,富山県八尾地域と宮崎県の宮崎平野〜鵜戸山地に広がる宮崎層群に産出するコンクリーションである.八尾地域の中新統黒瀬谷層に産出するツノガイ(Fissidentalium spp.)化石を含むコンクリーション(6試料)と化石を含まないコンクリーション(5試料),ツノガイの貝殻部分(4試料),新第三紀中新世(約1100万年前)〜第四紀更新世(約150万年前)の海成層(宮崎層群)に産出するコンクリーション(13試料)を分析に供した.コンクリーション中のカルサイトを希酢酸で溶出させ,カルサイトフラクションから陽イオン交換樹脂カラムでSrを単離した.Sr同位体比は名古屋大学の表面電離磁場型質量分析計VG Sector 54-30で測定した. 分析の結果,八尾地域のツノガイ化石を含むコンクリーションのカルサイト部分の 87Sr/86Srは0.70865–0.70867とほぼ一定であり,ツノガイの貝殻部分の87Sr/86Sr = 0.70865–0.70868とも一致した.また,化石を含まないコンクリーションのカルサイト部分の 87Sr/86Srは0.70865–0.70868であり,これらもツノガイの貝殻部分の値と一致した.Sr同位体層序年代を求めたところ,ツノガイの貝殻部分の年代は16.86±0.34 Maであり,ツノガイ化石を含むものと含まないものの両グループの 87Sr/86Srの平均値から求めた年代は17.02±0.27 Maであった4.このコンクリーションのSr同位体層序年代は,珪藻化石層序・古地磁気層序(15〜17 Ma)5や凝灰岩層のジルコンのU–Pb,FT年代(16.4±1.2 Ma〜17.6±0.3 Ma)6などから得られている堆積年代とも一致している.これは,炭酸塩コンクリーションが地層の堆積直後に形成されたことを示しており,堆積直後に急速にコンクリーションが形成されたというこれまでの研究結果とも矛盾しない. 一方,宮崎層群のコンクリーションのSr同位体層序年代は,化石層序などから得られている堆積年代と大きく異なる年代値となった.すなわち,宮崎層群の炭酸塩コンクリーション中のSrは堆積当時の海水のSr同位体比を反映していない.また,八尾地域のコンクリーションのδ13CVPDB値は–19.2〜–15.9‰と低く,生物の軟体組織部分を起源とする炭素成分を示唆しているが1,宮崎層群のコンクリーションのδ13CVPDB値は–6.5〜+1.1‰と高く,海水の無機炭酸を起源とする炭素成分を示唆している.ストロンチウムと炭素の同位体組成の結果は,宮崎層群のコンクリーションのカルサイト部分の起源物質が八尾地域のコンクリーションとは異なっていることを示しており,コンクリーション形成時の間隙水の性質の違い,形成後の変質の程度の違いなどを反映している可能性がある. 本講演では,炭酸塩コンクリーションの産状,微量元素組成のデータも併せて,Sr同位体による年代決定が可能な炭酸コンクリーションの選別についてさらに議論する.1 Yoshida et al., Sci.Rep. 5, 14123 (2015); 2 Yoshida et al., Sci.Rep. 8, 6308 (2018); 3 McArthur et al., In: The Geologic Time Scale 1, 127-144 (2012); 4 Yoshida et al., Sci.Rep. 9, 1003 (2019); 5 柳沢, 地調月報 50, 139-165 (1999); 6 中嶋ほか, 地質雑 125, 483-516 (2019)
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