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2時間で行う効果的な蘇生トレーニングの検討
前田, 満; 赤沼, 明; 齋藤, 理佳 ...
日本救急医学会関東地方会雑誌,
2020/03/31, Letnik:
41, Številka:
2
Journal Article
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高齢障害者の歩行自立度と歩幅・歩調および歩行動作数との関係について
梶原史恵; 植松光俊; 大川裕行 ...
理学療法学,
04/2003, Letnik:
30, Številka:
suppl-2
Journal Article
【はじめに】前学会において2動作歩行するものの歩行自立度が歩行速度により明確に判別できる可能性を示唆し, 3動作歩行では26m/分の歩行速度限界があることと歩行速度での自立度判別が難しいことを報告した. その結果, 歩行自立度の判別には歩行速度以外の評価指標におけるより複合的な相互関係の検討が必要と考えられた. そこで本研究では, 高齢障害者における歩行自立度と動作数別の歩幅, 変動係数, ...
歩調, 変動係数との関係を検討し, 若年障害者との比較を通してその特性を明らかにすることを目的とする. 【方法】対象は介助なしで10m歩行可能な若年障害者15名(若年群:男性10名, 女性5名, 年齢52.2±10.5歳)と高齢障害者54名(高齢群:男性19名, 女性35名, 年齢77.3±6.5歳)であった. 疾患分類は, 若年群では中枢12名, 整形3名, 内科0名, その他0名, 高齢群では中枢27名, 整形22名, 内科3名, その他2名であった. 3回の10m快適速度歩行の所要時間, 歩数を3回計測し, 歩幅(ステップ長), 変動係数, 歩調, 変動係数を算出した. また歩行自立度(自立, 監視), 動作数(2動作, 3動作)を評価し, 自立度, 動作数別の歩幅, 変動係数, 歩調, 変動係数を若年, 高齢群間で比較した. 統計処理はt検定, Mann-Whitneyを使用した(p<0.05). 【結果】歩幅比較では, 高齢群における自立35.7±11.8cmと監視27.1±6.0cm間, 高齢2動作歩行の自立37.1±12.0cmと監視28.3±6.1cm間, 2動作の若年群44.5±13.6cmと高齢群34.5±11.2cm間;若年群の歩行自立における2動作46.7±14.0cmと3動作28.7±9.9cm間に, また歩幅変動係数比較では3動作歩行の若年群1.9±1.5%と高齢群5.4±2.8%間に有意差がみられた. 歩調比較では若年, 高齢群とも2動作(93.9±18.8歩/分, 97.6±19.5歩/分)と3動作群(60.9±4.8歩/分, 69.3±30.3歩/分)間および若年, 高齢両群ともに歩行自立群のそれぞれ2動作90.5±19.2歩/分, 100.8±19.6歩/分)と3動作間(60.9±4, 8歩/分, 64.7±25.1歩/分)に有意差が認められた. 【考察】高齢群では歩行自立度には歩幅が関与し, 2動作歩行をするものにおいては歩幅がより強い歩行自立度判別因子となりうることを示していた. 2動作歩行するものの歩行速度は高齢群が若年群より明らかに遅かった. また, 高齢群の3動作歩行するものの歩幅は若年群と比べ差がないにもかかわらず, 歩幅変動係数は若年群に比べ顕著に大きいことから, 高齢障害者では3動作歩行するものの歩幅は不安定であることがわかった. 若年者と高齢者において動作数の違いが歩調にも明らかな差をもたらし, 自立群においてそれがより顕著であったが, 歩調は歩行自立度の判別因子にはならないことがわかった. 以上の高齢障害者に関する知見は障害者の歩行自立度判別評価指標を考える上での基礎となるものと思われる.
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高齢障害者の歩行自立度と歩行速度・変動係数および歩行動作数の関係
坂野裕洋; 植松光俊; 大川裕行 ...
理学療法学,
2003, Letnik:
30, Številka:
suppl-2
Journal Article
【はじめに】前学会にて高齢障害者の歩行自立度と歩行速度, 変動係数および歩行動作数, 足部位置との総合的な相互関係を検討し, 2動作における歩行自立度は速度が決定因になる可能性を, また3動作では速度での自立度判別が難しいことを報告した. しかし若年者との比較がなく高齢障害者特性とは言い難かった. そこで本研究では高齢障害者の歩行自立度と歩行動作数別の歩行速度, ...
変動係数の関係特性を若年障害者との比較を交え明らかにすることである. 【方法】対象は, 介助なしで10m歩行可能な若年障害者15名(若年群:男性10名, 女性5名, 年齢52.2±10.5歳)と高齢障害者54名(高齢群:男性19名, 女性35名, 年齢77.26±6.52歳)とした. 疾患分類は, 若年群では中枢12名, 整形3名, 内科0名, その他0名, 高齢群では中枢27名, 整形22名, 内科3名, その他2名であった. 10m快適速度歩行の所要時間を3回計測し, 平均歩行速度, 速度変動係数を算出した. 歩行自立度(自立, 監視), 動作数(2動作, 3動作)を評価し, 自立度, 動作数別の歩行速度, 変動係数を若年, 高齢群間で比較した. 統計処理はt検定, Mann-Whitney検定を使用した(p<0.05). 【結果】歩行速度(m/分)についてみると, 高齢群の自立34.9±18.1, 監視23.6±8.5間に, また監視群における若年群38±7.6と高齢群23.6±8.5間に有意差が認められた. 動作数別歩行速度比較では, 若年群の2動作41.9±15.5と3動作17.4±6.0, 高齢群の2動作34.6と3動作18.6±9.2間に有意差が認められた. 次に2動作群の自立度比較では高齢群の自立38.5±17.7, 監視25.7±8.2間にのみ有意差が認められた. さらに自立群の歩行速度に関しては, 若年群の2動作42.8±17.0と3動作17.4±5.9, 高齢群の2動作38.5±17.7と3動作19.6±11.0間に有意差が認められた. 【考察】高齢障害者の歩行自立度には歩行速度が関与しており, 若年群ではその関与はみられなかった. 歩行速度には歩行動作数が影響を与えることが若年, 高齢群ともにみられ, 特に自立群においてその影響は強かった. 高齢群では, 監視歩行における歩行速度は若年群に比べ明らかに遅く, また2動作歩行ケースでは歩行速度がより強い自立度判別因子となりうることが示唆された. 今回, 高齢障害者で認めた結果は, われわれが前回報告した内容と一致するものであり, 高齢障害者の歩行に関する特徴であることが示唆された. また, 歩行自立度の判定には歩行能力評価指標を単一に検討するだけでは限界があることも示唆された.
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在宅高齢脳卒中後遺症者のADLと意欲との関係
盛田寛明; 嶋田智明; 平田総一郎 ...
理学療法学,
2001, Letnik:
28, Številka:
suppl-2
Journal Article
〔目的〕脳卒中後遺症者では, ADL自立度と意欲との関連性が高い. 本研究の目的は, 在宅高齢脳卒中後遺症者のADL自立度と意欲との間の双方向因果関係を分析することである. 〔対象〕対象者の条件は, 65歳以上の在宅脳卒中後片麻痺者でコミュニケーション障害等により調査に支障がない者とした. 訪問リハ, 訪問看護, 通院リハ, 通所リハ, 通所介護, ...
機能訓練の利用者で上記条件を満たし調査の同意が得られた167人を対象とした. 〔方法〕PTが対象者の自宅を訪問し「しているADL」と「できるADL」をFIMで評価した. 対象者の心理面は, 島根医科大学版やる気スコア・渡辺のHealth Locus of Control尺度・金らの健康行動に対するSelf-efficacy尺度で評価した. また, 介護者の自宅リハヘの積極性を今回作成した3種類の尺度(各5段階評定)で評価した. 解析には構造方程式モデリング(多重指標モデル)による双方向因果分析モデルを使用した.
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