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腹部造影CTにより診断され,内視鏡的に止血し得た小腸憩室出血の1例
新関, 修; 齋藤, 衆子; 内田, 宅郎 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2016, Letnik:
58, Številka:
4
Journal Article
Recenzirano
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症例は69歳男性,血便を主訴に当院救急外来を受診した.多量の血便のためショックバイタルとなり,Hb7.9g/dlと貧血を認めた.輸血を行いながら下部消化管内視鏡検査を実施したが,全結腸及び回腸末端に多量に血液が貯留しており出血点を同定できなかった.腹部造影CT検査を行い,回腸末端の憩室から造影剤の血管外漏出を認めた.大腸内視鏡でのアプローチが可能と判断し再検査を実施,バウヒン弁から口側約10cmに位置する憩室から拍動性出血を認めた.クリッピングにより止血され,再出血なく経過した.小腸憩室出血の診断に腹部造影CTが有用であり,出血点の同定が可能であれば内視鏡的止血術が治療の選択肢として考慮される.
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膵癌に発症した化膿性膵管炎の1例
福地, 聡士; 木下, 慶亮; 齋藤, 衆子 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2015, Letnik:
57, Številka:
3
Journal Article
Recenzirano
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症例は71歳,男性.胃前庭部,十二指腸球部浸潤を伴う膵頭体部癌に対して,EUS-FNAにて診断,十二指腸ステントを留置し,化学療法を施行されていた.発熱にて受診,腹部CT所見にて分枝膵管拡張,膵管不鮮明,膵周囲の炎症を認めた.ERCP施行,膵管ステント留置により,膿性膵液が排出され,化膿性膵管炎と診断した.膵管ステントの留置にて速やかな炎症反応の改善を認めた.
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内視鏡的治療抵抗性のび慢性胃前庭部毛細血管拡張症に対し胃切除術を行い吻合部静脈瘤破裂を伴った1例
那須, 眞示; 本田, 浩一; 新関, 修 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2008/06/20, Letnik:
50, Številka:
6
Journal Article
Recenzirano
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症例は65歳女性.肝硬変の経過観察中,び慢性胃前庭部毛細血管拡張症(DAVE)を認め当科に紹介された.14回の内視鏡治療を行ったが,十分な効果が得られず胃切除術を選択した.しかし,術後8日目に吻合部近傍の胃静脈瘤破裂を起こし,EVL+1%A ethoxysklerolを用いた地固め療法を行った.門脈圧亢進症のある病態に胃切除術を行うと,異所性の静脈瘤が出現する可能性があり注意を要すると思われた.
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UL
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手術不能進行胆道癌に対する放射線療法の検討
松浦, 隆志; 今村, 圭介; 馬場, 秀夫 ...
医療,
1992, Letnik:
46, Številka:
1
Journal Article
Recenzirano
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胆道癌の予後はきわめて悪く, 放射線感受性も低いため, 従来, 放射線治療の適応とはならなかった. 近年, 外部照射, 術中照射, 小線源治療などが化学療法や手術との併用の中で行われるようになり, その有効性の報告も増えてきている. 今回, 我々は当院にてLinac 10MV 45~50Gyの放射線治療単独あるいは一部, 局所化学療法を併用した10例について検討した. その結果, ...
10例中9例に臨床症状の改善および画像診断上の腫瘍縮小効果がみられた. 平均生存月数6.2ヵ月で最長生存月数14ヵ月であった. また, 体外照射50GyにPTCD tube内からの局所化学療法併用3例ではいずれも良好な減黄および治療効果を認めた. 手術不能進行胆道癌に対する外照射放射線治療は, 全身状態改善目的での治療適応と考えられ, 局所化学療法などとの併用によりさらにその治療効果が期待できるものと考えられた.
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NUK, UL, UM, UPUK
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UL
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UL
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UL
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内視鏡的静脈瘤結紮療法の臨床的検討
森, 哲; 前田, 誠士; 志村, 剛 ...
医療,
1994/09/20, Letnik:
48, Številka:
9
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内視鏡的静脈瘤結紮術(EVL)18例と食道静脈瘤硬化療法(EIS)58例を比較検討した. EVLのうち単独例は9例, EVL後にEISを追加した例は9例であった. EIS単独例の5%ethaolamine oleate(EO)使用量が50.4mlであるのに対し, EVL後にEISを追加した場合11.5mlであった. EVLの副作用としては, 胸痛2例, 腹痛1例, 出血3例で, ...
その内吸引が不十分でO-ringがかからず出血した例2例, スライディングチューブ挿入時の嘔吐反射によるもの1例であった. 発熱, 肝機能障害, 腎機能障害はなかった. EISとEVLを組み合わせることによりEO使用量を減らせることができた. しかし, 治療期間は短縮できなかった. EVL単独でも充分な効果が得られる例もあり, 効果不充分の場合にEISを追加すべきと思われた. EVLは副作用は軽微であったが, 治療中の出血も認められており, 充分な注意が必要と思われた.
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NUK, UL, UM, UPUK
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