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分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍 (BD-IPMN) を合併した, 輪状膵に発生した膵頭部癌の1例
木下慶亮; 福地聡士; 村上和成
膵臓,
2020, Letnik:
35, Številka:
4
Journal Article
「要旨」: 輪状膵は, 膵実質が十二指腸下行脚を囲む稀な膵先天性異常であり, その頻度は0.015%とされる. 輪状膵を有する患者に膵癌を合併することはさらに極めて稀である. 今回我々は, 輪状膵に膵頭部癌を合併した症例を経験したので報告する. 症例は76歳の女性, 以前より膵体部分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(branch duct intraductal papillary mucinous ...
neoplasm: BD-IPMN)と輪状膵と診断されていた. 全身倦怠感, 食欲不振で受診し, 血液検査で黄疸・肝胆道系酵素上昇を認めた. 造影CTで肝内胆管~総胆管拡張あり, 膵頭部に2cm大の乏血性腫瘍を認めた. 膵管造影で膵頭部主膵管の途絶, 尾側主膵管の拡張を認めた. 胆管造影では中下部胆管に狭窄を認め, 膵頭部癌による閉塞性黄疸と診断し, 亜全胃温存膵頭十二指腸切除術施行した. 病理ではinvasive ductal adenocarcinoma of pancreas. Ph, TS2 (33mm), pT3 pN1 M0 pStage IIBであった.
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Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
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2.
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ステロイド減量にともない腸管の罹患部位が移動しつつ症状増悪を繰り返した成人発症IgA血管炎の1例
林友和; 岡本修; 福地聡士 ...
日本消化器病学会雑誌,
05/2020, Letnik:
117, Številka:
5
Journal Article
「要旨」: 症例は68歳女性. 両膝関節痛と両下腿の皮疹を主訴に当院を受診し, 皮膚生検によってIgA血管炎と診断された. 入院後に腹痛と下血を認めたが, 内視鏡検査にて同疾患の消化器症状と考えた. プレドニゾロンを開始するも減量にともない腸管の罹患部位の移動とともに症状増悪を繰り返した. 最終的にメチルプレドニゾロン125mgを開始し, その後漸減したが再燃することなく経過した. ...
本疾患にステロイドは有効だが減量には注意を要する.
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UL
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3.
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迷入した膵管ステントの回収にプレローデッド胆管ステントのプッシャーカテーテル及び細径生検鉗子が有効であった2症例
広島, 康久; 福地, 聡士; 木下, 慶亮 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2020, Letnik:
62, Številka:
9
Journal Article
Recenzirano
症例1は膵・胆管合流異常症の精査目的にERCPを施行した61歳女性,症例2は左肝内胆管拡張の精査目的にERCPを施行した77歳男性.いずれの症例もERCP後膵炎の予防目的に膵管ステントの留置を行ったが,症例1は留置する際に迷入,症例2は膵管ステント留置後の経過観察中に迷入が判明した.いずれの症例もプレローデッド胆管ステントのプッシャーカテーテルを挿入し,細径生検鉗子を誘導することで迷入膵管ステントの回収に成功した.迷入膵管ステントを回収する際に主膵管内でのデバイスの操作が困難であるため,難渋する症例も多い.今回,プレローデッド胆管ステントのプッシャーカテーテルを利用して細径生検鉗子での迷入膵管ステントの回収に成功した2症例を経験したため報告する.
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4.
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分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(BD-IPMN)を合併した,輪状膵に発生した膵頭部癌の1例
木下, 慶亮; 福地, 聡士; 村上, 和成
膵臓,
2020/08/31, Letnik:
35, Številka:
4
Journal Article
輪状膵は,膵実質が十二指腸下行脚を囲む稀な膵先天性異常であり,その頻度は0.015%とされる.輪状膵を有する患者に膵癌を合併することはさらに極めて稀である.今回我々は,輪状膵に膵頭部癌を合併した症例を経験したので報告する.症例は76歳の女性,以前より膵体部分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(branch duct intraductal papillary mucinous ...
neoplasm:BD-IPMN)と輪状膵と診断されていた.全身倦怠感,食欲不振で受診し,血液検査で黄疸・肝胆道系酵素上昇を認めた.造影CTで肝内胆管~総胆管拡張あり,膵頭部に2cm大の乏血性腫瘍を認めた.膵管造影で膵頭部主膵管の途絶,尾側主膵管の拡張を認めた.胆管造影では中下部胆管に狭窄を認め,膵頭部癌による閉塞性黄疸と診断し,亜全胃温存膵頭十二指腸切除術施行した.病理ではinvasive ductal adenocarcinoma of pancreas.Ph,TS2(33mm),pT3 pN1 M0 pStage IIBであった.
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膵癌に発症した化膿性膵管炎の1例
福地, 聡士; 木下, 慶亮; 齋藤, 衆子 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2015, Letnik:
57, Številka:
3
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
症例は71歳,男性.胃前庭部,十二指腸球部浸潤を伴う膵頭体部癌に対して,EUS-FNAにて診断,十二指腸ステントを留置し,化学療法を施行されていた.発熱にて受診,腹部CT所見にて分枝膵管拡張,膵管不鮮明,膵周囲の炎症を認めた.ERCP施行,膵管ステント留置により,膿性膵液が排出され,化膿性膵管炎と診断した.膵管ステントの留置にて速やかな炎症反応の改善を認めた.
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6.
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7.
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UL
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