1.
|
-
妊娠中期にクモ膜下出血で発症した,後大脳動脈末梢部解離の1例
齋藤, 佑樹; 秋元, 治朗; 橋本, 亮 ...
脳卒中,
2022, Letnik:
44, Številka:
2
Journal Article
Odprti dostop
周産期頭蓋内出血は母体死亡原因の約1割とされるが,報告例は限定的であり,その病態・治療方針など不明な点が多い.症例は特記すべき既往歴,家族歴のない30歳代女性.第2子妊娠5カ月であり,突然の頭痛を訴え救急搬送された.頭部CTにてFisher grade 2のSAHを認めたが,脳動脈瘤は同定し得ず,unknown SAHとして保存的加療を行い,mRS ...
0にて自宅退院した.第2子出産目的での再入院の際,後方視的画像検討を行ったところ,右後大脳動脈末梢部に解離性動脈瘤を疑う所見を認め,厳重な血圧管理のもと帝王切開で児を娩出した.その後は経時的に瘤の形態的縮小を認め,自然治癒に至った.本病態の自然歴は不明であるが,神経所見の軽微な症例では保存的加療も有用と思われた.母体に生じるダイナミックな生体変化が周産期脳卒中の発症に関与することが推察され,その管理においては産婦人科医との連携が必須と思われた.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
2.
|
-
不完全型Brown–Séquard症候群を呈した特発性脊髄ヘルニアの1例
友田, 陽子; 安藤, 哲朗; 橋本, 亮 ...
臨床神経学,
2022, Letnik:
62, Številka:
10
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
50歳男性.10カ月の経過で進行する左下肢の筋力低下を主訴に,脊髄炎を疑われ紹介された.左下肢のびまん性筋力低下,右下肢の触覚鈍麻,乳頭以下の右半身の温痛覚鈍麻,左の錐体路徴候および尿失禁を認めた.胸椎MRIとCT ...
myelographyでTh4椎体高位で脊髄が腹側へ偏位し,背側のくも膜下腔の拡大を認めたため,不完全型Brown–Séquard症候群を呈する特発性脊髄ヘルニアと診断し,ヘルニア嵌頓解除術を施行した.術後,症状は改善し進行も停止した.緩徐進行性の胸髄症でBrown–Séquard症候群を認める場合,脊髄ヘルニアを鑑別する必要がある.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
3.
|
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
4.
|
-
生後45日目に突然死をきたした2:1房室ブロックを伴う先天性QT延長症候群の1例
築野, 香苗; 深澤, 隆治; 橋本, 佳亮 ...
日本医科大学医学会雑誌,
02/2018, Letnik:
14, Številka:
1
Journal Article
Odprti dostop
「緒言」 先天性QT延長症候群(LQTS)は心筋イオンチャネルの異常により再分極異常, 心電図上のQT時間の延長を呈し, torsade de pointes (TdP)や心室細動などの重篤な心室性不整脈を起こす疾患である. 機能的2:1房室ブロックは胎児期から乳児期発症のLQTSに多く見られる. これはQT延長の程度が強いと心房からの興奮伝播が心室不応期にあたり, ...
2:1でブロックされることによって生じるものである. 一般的に著明なQT延長は心イベントのリスク因子であるため, 機能的2:1房室ブロックを伴うものは重症型QT延長症候群として管理するほうが望ましい. しかし, QT時間が長くとも臨床経過は症例によって様々であり, 除細動器挿入の適応や時期に関しては十分な見解がない. 今回新生児期に2:1房室ブロックを合併した先天性QT延長症候群と診断され, 突然死をきたした一例を報告する.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
5.
|
-
中間表現型
橋本, 亮太
日本薬理学雑誌,
2013, Letnik:
141, Številka:
2
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
「1. 中間表現型の定義と歴史」 中間表現型(intermediate phenotype:エンドフェノタイプともいう)は遺伝学的な研究における表現型である. 統合失調症や双極性障害の精神障害においては, 家族集積性が認められ強い遺伝要因があることから, リスク遺伝子や原因遺伝子が存在することが想定されている. しかし, ...
統合失調症や双極性障害そのものを表現型とした連鎖解析研究や関連解析研究において, 結果が一致しないことから, 病気そのものではなく, 遺伝子と病気という表現型の「中間」に存在する表現型をターゲットにするという考え方が生まれた. その「中間」に存在する表現型が中間表現型と定義された(表1). 1986年にGershonらが精神医学領域において, 初めて中間表現型の概念について提唱し(1), Weinbergerらの2001年の論文を端緒に, 中間表現型研究が実際的に開始された(2). これはドパミンの代謝酵素であるCOMT(catechol-O-methyltransferase gene)遺伝子の機能的多型であるVal多型はMet多型と比較してCOMT酵素活性が高く, その結果, 前頭葉のドパミン量が低下し, 前頭葉機能とその効率が悪くなることを認知機能と機能的MRIを用いて示し, 最後に統合失調症のリスクとなるというものであった.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
UL
PDF
|
6.
|
-
腸球菌の微量液体希釈法を用いた薬剤感受性試験の検討
橋本, 健志; 橋本, 亮; 松崎, 学 ...
Shokuhin eiseigaku zasshi,
10/2012, Letnik:
53, Številka:
5
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
微量液体希釈法(BMD法)は,臨床・検査標準協会(CLSI)のガイドラインに規定された薬剤感受性試験法の1つである.現在,わが国の家畜衛生分野における薬剤耐性モニタリング体制(JVARM)では,薬剤耐性指標細菌である腸球菌を対象とした試験において,寒天平板希釈培養法(AD法)が採用されているが,本法は甚大な時間と労力を要する試験法であるため,より簡素で効率的な方法であるBMD法への移行が望まれている.そこで,腸球菌薬剤感受性試験へのBMD法の応用性を検討するため,両試験法の2倍希釈法にかかわるMIC値の相関性について比較検討を行った.14薬剤中,ノシヘプタイド(NHT)以外の13薬剤で,両試験法のMIC値の濃度差,MIC50およびMIC90は良好な一致を示し,またMIC値分布に,薬剤濃度依存性が認められたことから,両試験法には良好な相関関係が認められた.
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
UL
PDF
|
7.
|
-
令和3年度優秀論文賞受賞記念講演
橋本, 佳亮
日本医科大学医学会雑誌,
2022/12/25, Letnik:
18, Številka:
4
Journal Article
Odprti dostop
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
8.
|
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|
9.
|
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
PDF
|
10.
|
|
Celotno besedilo
Dostopno za:
NUK, UL, UM, UPUK
|