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感染性心内膜炎発症の後発見された肝動脈瘤の1例
西村, 守; 渡部, 祥子; 湧田, 暁子 ...
日本消化器病学会雑誌,
2008, Letnik:
105, Številka:
8
Journal Article
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症例は53歳,男性.発症約40日前,感染性心内膜炎による僧帽弁腱索断裂をおこし,僧帽弁形成術を受けていた.早朝突然激しい心窩部痛と吐血が出現し,入院となった.腹部CTにて肝門部付近に3cm大の動脈相で強く造影される腫瘤を認め,動脈瘤と考えられた.腹部血管造影で右肝動脈より造影剤が貯留している動脈瘤と確定診断し,コイルを用いた塞栓術を行った.術後は経過良好であった.
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152.
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肝細胞癌に対する治療戦略
狩山, 和也; 湧田, 暁子; 岸田, 雅之 ...
Journal of Microwave Surgery,
2007, 20070000, Letnik:
25
Journal Article
Recenzirano
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緒言 肝細胞癌(HCC)に対する根治的治療としてラジオ波焼灼療法(RFA)が登場し, その治療成績がしだいに明らかになるにつれ, HCCに対する治療戦略も変遷を遂げてきている. 2005年に初めて科学的根拠に基づく肝癌診療ガイドラインが提示されたが1), このなかではRFAの治療成績が十分に反映されておらず, RFAの適応は非常に狭いものとなっている. 当院でも5年前よりRFAを導入しており, ...
これまでに約1,000件施行している. 実際の治療成績が外科的切除に匹敵するものか否かを含め, 当院におけるHCCの治療戦略について, RFA導入後の効果と問題点も含め検討を行ったので報告する. I.対象と方法 2001年8月~2006年9月に当院にてRFAを導入し, 解析が可能であった180例, 780結節, 995セッションのRFAを行ったHCC症例(男性136例, 女性44例)を対象とした. Cool-tip(R)にて可能な限り画像上完全壊死が得られるまで治療を行った上で, (1)予後については当院新規症例(128例)を対象とし, ミラノ基準適応, stage, 肝障害度, JIS score, modified JIS score, 各腫瘍因子別にKaplan-Meier法にて算出した.
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内視鏡的経鼻胆管ドレナージによる胆管クーリング下ラジオ波焼灼療法の臨床的検討
西村, 守; 狩山, 和也; 湧田, 暁子 ...
肝臓,
2006, Letnik:
47, Številka:
3
Journal Article
Recenzirano
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ラジオ波焼灼療法 (RFA) は肝細胞癌 (HCC) の局所治療として有効で広く普及したが, 胆管損傷によるbilomaや閉塞性黄疸などの合併症の報告も次第に増えてきている. 我々は胆管損傷の予防に内視鏡的経鼻胆管ドレナージ (ENBD) チューブをあらかじめ挿入し, 冷却しながらRFAを行う方法 (ENBDクーリング下ラジオ波焼灼療法) を以前報告したが, 今回5例について検討した. ...
5例中4例で局所再発は認めなかった. 術後全例で胆管損傷はなく, 2例で軽度の膵炎を認めたがその他の合併症は認めなかった. ENBDクーリング下ラジオ波焼灼療法はRFAの重篤な合併症の1つである胆管損傷の予防に有用と考えられた.
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154.
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内視鏡的経鼻胆管ドレナージによる胆管クーリング下ラジオ波焼灼療法を行った肝細胞癌の1例
肝臓,
2003, Letnik:
44, Številka:
7
Journal Article
Recenzirano
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症例は67歳, 女性. 平成10年頃にHCV抗体陽性を指摘された. 平成14年1月23日近医にて肝S4に腫瘤を指摘され, 精査加療目的にて2月6日当科に紹介入院. 入院後腹部造影CTにて肝S4に門脈臍部に接している2cm大の腫瘍を認めた. 経皮的エタノール注入療法 (PEIT), ラジオ波焼灼療法 (RFA) などの通常の局所療法では胆管の損傷の可能性があり,
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156.
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抗リン脂質抗体症候群によるBudd-Chiari症候群の1例
池田, 弘; 仁科, 恭一郎; 金吉, 俊彦 ...
日本消化器病学会雑誌,
2001, Letnik:
98, Številka:
8
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Budd-Chiari症候群の原因として抗リン脂質抗体症候群(anti-phospholipid syndrome:APS)による肝静脈血栓が報告されている1)~4). 今回我々はBudd-Chiari症候群を合併した抗リン脂質抗体症候群の1例を経験したので報告する. 患者:39歳, 男性. 主訴:腹部膨満感. 既往歴:30歳, 閉塞性動脈硬化症(ASO). 家族歴:母, 急性肝炎. ...
飲酒歴:ビール大瓶3本週3~4日10年. 現病歴:30歳時にASOに罹患するもその後は無治療で再発なし. '97年11月に腹部膨満感, 尿量の低下を自覚し, 近医で腹水と肝機能異常を認め11月14日, 本院へ紹介入院. 入院時現症:意識清明. 貧血なし. 黄疸あり. 肝は正中線上で4横指触知, 弾性硬で圧痛あり. 中等量の腹水あり. 浮腫なし.
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