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心内膜アブレーション後に再発した薬剤抵抗性の前壁中隔OMI-VTに対し心外膜および心内膜両アプローチの併用が奏功した1例
杉村, 宗典; 貝谷, 和昭; 安田, 健治 ...
心臓,
2015, Letnik:
47, Številka:
SUPPL.2
Journal Article
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症例 前壁中隔心筋梗塞後の心室頻拍 (VT) にて植込み型除細動器 (ICD) 挿入されている70歳代男性. VTに対し心内膜アプローチで2度アブレーション (RFCA) 行われているが再度ICD頻回作動認め再入院となる. 洞調律中の左室 (LV) 心内膜substrate mapで前壁中隔心尖部側に低電位領域 (LVA) を認めたが, 遅延電位 (DP) ...
は2度のRFCAの効果により限局的に確認されるのみであった. 一方心外膜側のsubstrate map上LVAは心内膜側より範囲は狭いもののLVA内にDPが集積して認めた. 誘発されたclinical VT (VT1) のactivation mapにおいて, exitは心外膜LVAの左室側壁側であった. 同部位より4cm中隔側の心室間溝に近いDP記録部位からエントレインメントペーシング (EP) 試みると拡張期電位の捕捉とともにVT1は停止しそのまま右室流出路がexitと想定されるVT2に変化. 再度同部位からVT2に対しEP行うと局所電位捕捉とともにVT1に復した. 同部位からVT1中に通電するとexitが異なるVT (VT3・VT4) に連続的に変化し通電終了後自然停止した. VT4のexitは心内膜側と考えられ, 中中隔から前壁にかけてのintramuralにcritical channelを有し複数のexitを伴う回路が想定された. 洞調律下に心外膜DPへの通電とVT4のexitと想定される心内膜側への通電を追加後, いかなるVTも誘発不能となった. 結語 前壁中隔心筋梗塞後のVTは心内膜側に基質を認めることが多いが, 本例では基質がintramuralに存在し複数のexitを有することよりpacingおよび通電にて心電図波形がダイナミックに変化し, 心外膜・心内膜アプローチ併用にて誘発不能になったと考えられた.
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包括的慢性下肢虚血の急性増悪痛を高周波熱凝固法による末梢神経ブロックで緩和した1例
矢吹, 志津葉; 鈴木, 潤; 本間, 舞子 ...
日本ペインクリニック学会誌,
2024/01/25, Letnik:
31, Številka:
1
Journal Article
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包括的慢性下肢虚血の急性増悪痛を高周波熱凝固法による末梢神経ブロックで緩和した1例を経験した.症例は50歳代の女性.足関節以下の痛みで受診,腎動脈下腹部大動脈以下の広範な血栓と動脈閉塞のため緊急入院した.救命のために下肢切断の適応があったが,患者が積極的治療を希望せず,緩和ケアの方針となった.坐骨神経,伏在神経に対し高周波熱凝固法を計4回施行したところ,痛みは緩和された.包括的慢性下肢虚血に対する末梢神経の高周波熱凝固法は,患者予後や日常生活動作のバランスを考慮すれば,鎮痛方法として有効な選択肢となる.
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長期にわたるRaynaud症状が発見の契機となった異所性胸腺癌の1例
森島, 淳仁; 前田, 恵治; 安藤, 麻衣子 ...
日本内科学会雑誌,
2008, Letnik:
97, Številka:
10
Journal Article
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症例は64歳,男性.某病院にて数年間続くRaynaud症状の経過観察を受けていたが,発熱・食欲不振を主訴として当院に入院となった.胸部X線・CTにて後上縱隔に腫瘤影を認めた.外科にて腫瘍摘出および右上葉部分切除を施行したところ,異所性胸腺癌であることが判明した.手術後数年継続していたRaynaud症状が寛解したことより,この患者のRaynaud症状は腫瘍随伴症候群であると考えた.
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