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  • 当科における再発・転移頭頸部癌に対するペムブロリズマブ...
    山内, 盛泰; 石田, 知也; 峯崎, 晃充; 嶋崎, 絵里子; 倉富, 勇一郎

    頭頸部癌, 2024, Letnik: 50, Številka: 1
    Journal Article

    2019年12月からの2年間にペムブロリズマブ療法を開始した39例(単独22例,併用17例)について検討した。単独療法の奏効割合は全体で36%,CPS≥20で36%,CPS 1-19で50%,CPS<1で0%であった。併用療法では全体53%,CPS≥20で71%,CPS 1-19で43%,CPS<1で33%であった。1年/2年生存割合は全体66/40%,単独63/48%,併用71/32%であった。生存期間中央値はいずれも17.2ヶ月であった。CPS別ではCPS≥20で25.4ヶ月間,CPS 1-19で15.5ヶ月間,CPS<1で14.9ヶ月間であった。irAEありの群(13例)では,の群(26例)と比較して奏効割合(67 vs 33%),生存割合(2年83 vs 59%)ともに良い結果であった。80歳以上の高齢者(8例)では,投与期間中央値,生存期間中央値ともに全体よりも長く,忍容性ありと考えられた。