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  • 熱可塑性レジンボンド砥石の研削性能
    松浦, 寛; 児玉, 壮平; 國枝, 康博; 吉原, 信人; 田辺, 実; 閻, 紀旺; 厨川, 常元

    砥粒加工学会誌, 12/2009, Letnik: 53, Številka: 12
    Journal Article

    直径数ミリ以下の小径ダイヤモンド砥石の問題点は,砥石周速度が遅く,砥石作業表面に存在するダイヤモンド砥粒(切れ刃)の絶対数が少ないため,研削理論からも推測できるように,研削表面粗さを向上させることが難しいことである.そこで,切れ刃の減少を抑える方法として,加熱しても化学反応を起こすことなく軟化し,冷却することで再び固化する性質を持った熱可塑性レジンをボンド剤として使い,研削中の熱を利用して,脱落する砥粒を埋め戻すことを考えた.本稿では,開発した熱可塑性レジンボンド砥石と通常使われている熱硬化性レジンボンド砥石を同一条件で超硬を研削して,性能の比較をおこなった.その結果,新型砥石で研削すると,研削初期において,算術平均表面粗さは,通常砥石の51 %に減少し,砥石摩耗量は,通常砥石の57 %になった.