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  • 日常検査で見つかった異常免疫グロブリンを電気泳動で解析する
    井本, 真由美; 上硲, 俊法

    電気泳動, 2023, Letnik: 67, Številka: 2
    Journal Article

    免疫グロブリンを測定する検査には,免疫グロブリン定量測定をはじめ血清蛋白分画検査,免疫電気泳動法および免疫固定法がある.これらの検査の中で異常なバンドが検出されたり,乖離したりするデータが出現した時に,異常免疫グロブリンの存在を疑う.異常免疫グロブリンには分子欠損を認めるH鎖病蛋白や半分子型免疫グロブリンが存在し,SDS-PAGEとイムノブロットを駆使して,分子量測定や異常な特性が証明できる.ミクロへテロジェニティを持つBJPも,IFEを利用して,酵素処理前後の検体を電気泳動し,異常バンドが移動することで証明可能である.さらにアガロース膜電気泳動後に,PVDF膜に蛋白を転写し,簡単にイムノブロット法が実施できる.つまり,異常免疫グロブリンの検出も,その解析も電気泳動法が担うこととなる.