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1.
  • 軽元素安定同位体比分析及び微量元素分析による食品の産地判別 軽元素安定同位体比分析及び微量元素分析による食品の産地判別
    鈴木, 彌生子 分析化学, 2019/09/05, Volume: 68, Issue: 9
    Journal Article
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    日本産農水産物の需要が増加するなかで,外国産と日本産品の間には大きな価格差があるため,残念ながら日本産品の産地偽装が起きてしまう.産地証明書などの書類による管理とともに,分析化学を用いた産地判別技術の開発が求められている.食品の表示偽装問題に対して,科学的手法として注目される安定同位体比分析や無機元素分析を用いた食品の産地判別について,農畜水産物や加工食品も含めてこれまでに研究した結果を総合的に報告する.産地判別技術による分析結果は,消費者や業界へ及ぼす影響が非常に大きいことから,分析結果の信頼性が問われる.とくに安定同位体比分析については妥当性確認が十分でないことが問題になっている.そこで,軽元素安定同位体比分析の妥当性確認のための試験所間比較を実施した.窒素を含む化合物の酸素同位体比分析は,標準物質や標準分析法の整備を早急に行う必要性が明確化した.
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2.
  • SDS-PAGEによる白餡の原料豆判別に向けた予備的検討 SDS-PAGEによる白餡の原料豆判別に向けた予備的検討
    鈴木, 彌生子; 佐藤, 里絵; 澤田, 桂子 ... 分析化学, 2024/01/05, Volume: 73, Issue: 1.2
    Journal Article
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    SDS-PAGEによる白餡の原料豆判別法の開発に向けた予備的検討として,白餡に使われる主な原料豆である手亡,バタービーン及びベビーライマから作製された白餡について,抽出したタンパク質画分をSDS-PAGEに供することで,白餡の原料豆判別の可能性を検討した.検討の結果,手亡,バタービーン及びベビーライマの各々に特徴的なバンドが見られることが分かった.また,手亡白餡とバタービーン白餡及び手亡白餡とベビーライマ白餡を混合した模擬餡においても,手亡,バタービーン及びベビーライマの各々に特徴的なバンドを検出した.定量的な解析を行い,統計的な検定結果を踏まえたうえ,判別マーカーとしての有用性を判断する必要があるが,SDS-PAGEを用いることで,白餡の原料豆判別の可能性が示唆された.
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3.
  • 偏光光学系XRF装置を用いるアジア米の微量元素の定量及... 偏光光学系XRF装置を用いるアジア米の微量元素の定量及び産地判別への適用
    渡辺, 光; 瀬野, 敬; 鈴木, 彌生子 ... 分析化学, 2021/10/05, Volume: 70, Issue: 10.11
    Journal Article
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    偏光光学系蛍光X線分析装置を用いて,日本,中国,マレーシア,バングラディッシュ,ミャンマーのアジア5か国の精白米中微量元素の定量を行った.試料調製の際,長粒米(インディカ米)は錠剤成型されにくく,12 tonf/cm2で10分間の加圧の条件が必要であった.二次ターゲット材に,T, Ge, Zrを用いることで,10元素(P, S, Cl, K, Ca, Mn, Fe, Cu, Zn, ...
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4.
  • 安定同位体比解析及びSDS-PAGEによるパスタの原料... 安定同位体比解析及びSDS-PAGEによるパスタの原料原産地判別技術の検討
    三浦, 雄也; 飯島, 賢; 山川, 宏人 ... 分析化学, 2022/12/05, Volume: 71, Issue: 12
    Journal Article
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    国産,カナダ産及びトルコ産のデュラム・セモリナを使用したパスタについて,軽元素安定同位体比解析による産地判別の可能性を検証した.検証の結果,国産パスタの炭素・窒素同位体比は,カナダ産及びトルコ産に比べて有意に低いことが明らかとなった.カナダ産パスタの酸素同位体比はトルコ産及び国産に比べて有意に低く,炭素,窒素,及び酸素の安定同位体比解析によるパスタの原料原産地判別の可能性が示唆された.また,パスタから抽出したグルテニン画分をドデシル硫酸ナトリウム─ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)に供することで,簡便な産地判別が可能であるかを検証した.検証の結果,パスタの製造工程がグルテニン画分に含まれるタンパク質群の組成に与える影響は小さいことがわかった.また,国産,トルコ産及びカナダ産のデュラム・セモリナ,並びにパスタのグルテニン画分を比較した結果,それぞれ国産(40 kD付近)あるいはトルコ産(110 kD付近)に特徴的なバンドが見られた.以上の結果から,SDS-PAGEによるデュラム・セモリナ及びパスタの簡便な原料原産地判別の可能性が示唆された.
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5.
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6.
  • 自然栽培水田における窒素収支および窒素起源の検討 自然栽培水田における窒素収支および窒素起源の検討
    一柳, 錦平; 泉, 太郎; 上杉, 崇之 ... 日本水文科学会誌, 2019/04/26, Volume: 49, Issue: 1
    Journal Article
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    本研究では,農薬や化学肥料・有機肥料も一切使用しない自然栽培法による水田の窒素収支を明らかにするため,熊本県菊池市の中山間地の約1,000 m2の水田で自然栽培を行い,水収支と窒素収支の観測を行った。その結果,灌漑期(2017年6月11日から9月6日)における土壌浸透量は560 m3と推定できた。深度60 cmの土壌水の硝酸イオン濃度はほとんどが1.0 ...
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7.
  • キャビティリングダウン分光分析法を用いた果物および野菜... キャビティリングダウン分光分析法を用いた果物および野菜の水分の酸素・水素安定同位体比
    鈴木, 彌生子 日本水文科学会誌, 2016, Volume: 46, Issue: 2
    Journal Article
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    キャビティリングダウン分光分析法(CRDS)を用いて,果物(柑橘類)および野菜(ショウガ)中の水分の酸素・水素安定同位体比(δ18OおよびδD)を分析し,果物や野菜の信頼性評価を行った。柑橘類の果実およびストレート果汁中の水分のδ18OおよびδDは,濃縮還元果汁に比べて高い値を示した。また,国産の柑橘類の果実中の水分のδ18OおよびδDは,オーストラリア産,南アフリカ共和国産,アメリカ産に比べて比較的低い傾向が得られた。ショウガ中の水分では,国産のδDおよびd値は,中国産よりも比較的高い傾向が得られた。果実や野菜中の水分のδ18OおよびδDは,その植物が育った際に得た水のδ18OおよびδDの特徴を反映していると考えられ,その水は,緯度や高度といった地理的要因に依存するため,地域による差が見られると考えられる。以上の結果から,CRDSによる果物や野菜中の水分のδ18OおよびδDは,果物や野菜の信頼性評価を行うための有効な手法になると考えられる。
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8.
  • 加工の影響を受けにくい安定同位体比および微量元素組成に... 加工の影響を受けにくい安定同位体比および微量元素組成によるわかめ加工品の産地判別技術の開発
    鈴木, 彌生子; 絵面, 智宏; 國分, 敦子 ... 日本水産学会誌, 2018, Volume: 84, Issue: 1
    Journal Article
    Peer reviewed
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    三陸産・鳴門産・中国産および韓国産の原藻わかめ・湯通し塩蔵わかめおよび乾わかめについて,炭素・窒素同位体比とSr濃度に対する10元素濃度(Mg, P, Ca, Mn, Fe, Zn, As, Rb, Cd, Ba)の常用対数を取った数値を組み合わせて産地判別を行った。三陸・鳴門・中国および韓国の4群を正準判別分析した結果,各判別率は,90.5% (n=169), 100% (271), 100% ...
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9.
  • 偏光光学系蛍光X線分析装置を用いたコンブ試料の多元素定量 偏光光学系蛍光X線分析装置を用いたコンブ試料の多元素定量
    船橋, 華子; 鈴木, 彌生子; 保倉, 明子 X線分析の進歩, 2017/03/31, Volume: 48
    Journal Article
    Open access

    三次元偏光光学系蛍光X線分析装置を用いて,中国産と国産コンブ試料に含まれる微量元素の定量分析を行った.全てのコンブ試料(中国産88試料,国産25試料)において14元素(S,Cl,K,Ca,Mn,Fe,Cu,Zn,As,Br,Rb,Sr,I,Ba)を検出することができた.また,最適な測定条件を検討して測定した結果,検出下限としては,重元素のBaで0.60 ...
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10.
  • Estimating the Geographical... Estimating the Geographical Origin of Food Products by Stable Isotope and Trace Element Analyses
    SUZUKI, Yaeko BUNSEKI KAGAKU, 2019, Volume: 68, Issue: 9
    Journal Article
    Peer reviewed
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    The cultivation area is an important factor for determining the market value of food materials. Thus, the development of the analytical methods for tracing geographical origin of the foods materials ...
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