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演習問題
鈴木賢二; 奥野妙子
日本耳鼻咽喉科学会会報,
2012, Volume:
115, Issue:
8
Journal Article
Peer reviewed
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出題 鈴木賢二 問1 正しいのはどれか. 1. インフルエンザウイルスの検出にはRT-PCR法が最も簡便で汎用されている. 2. イムノクロマトグラフィー法では30分以上の検査手技時間を要する. 3. 肺炎球菌尿中抗原検査は最も信頼度の高い検査法である. 4. イムノクロマトグラフィー法では死菌を検出することもある. 5. 肺炎球菌細胞壁抗原検査キットの検査精度は極めて高い. 出題 奥野妙子 ...
問2 メニエール病のヒト側頭骨でpars superior(卵形嚢と三半規管)とpars inferior(蝸牛, 球形嚢)ではどちらの内リンパ水腫が強いか? 問3 メニエール病ヒト側頭骨標本で内リンパ水腫以外にどのような病変が観察されるか? 答1 4 答2 pars inferior(蝸牛, 球形嚢) 答3 collapse, herniation, outpouching, infolding
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第6回耳鼻咽喉科領域感染症臨床分離菌全国サーベイランス結果報告
鈴木, 賢二; 黒野, 祐一; 池田, 勝久 ...
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌,
2020/11/20, Volume:
8, Issue:
3
Journal Article
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三学会合同抗菌薬感受性サーベイランス委員会の事業の一つとして行われた耳鼻咽喉科領域サーベイランスの結果とともに,我々が行ってきた過去のサーベイランスの成績と合わせて第6回耳鼻咽喉科領域感染症臨床分離菌全国サーベイランス結果として報告する.参加施設は,全国12大学の耳鼻咽喉科教室とその関連施設並びに開業医院の36施設で,対象患者は2015年12月から2017年6月までに参加施設を受診した急性中耳炎(6歳以下の小児のみ)および急性増悪を含む慢性中耳炎,急性副鼻腔炎および急性増悪を含む慢性副鼻腔炎,急性扁桃炎及び扁桃周囲膿瘍(20歳以上の成人のみ)の患者で,採取した検体は,患者背景調査票と共に北里大学抗感染症薬センターに郵送し,同所にて培養同定及び検出菌の薬剤感受性の一括測定を行った.検査対象菌種は経費削減も考慮し,グラム陽性菌,グラム陰性菌各3菌種ずつ,嫌気性菌4菌種群のみとした.肺炎球菌の莢膜型別も検討した.
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耳鼻咽喉科診療の感染対策に関するアンケート調査
池田, 勝久; 林, 達哉; 上出, 洋介 ...
日本耳鼻咽喉科感染症・エアロゾル学会会誌,
2020/11/20, Volume:
8, Issue:
3
Journal Article
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耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域は,耳,鼻,咽喉頭,頭頸部など幅広い範囲を含み,その多くには粘膜で覆われた部位が存在する.耳鼻咽喉科の外来診療は細菌,ウイルス,汚染の温床となる環境に暴露され,感染対策を講じることが重要である.2018年8月から11月に990名の耳鼻咽喉科医を対象に感染対策に関するアンケート調査を実施した.アンケート調査の内容は手指衛生,診療器具の包装,スプレーノズルの交換・清拭,小瓶の消毒である.アンケートの回収率は40.3%で,回答数は399件であった.手指衛生と診療器具の包装は診療所での意識が低く,すべての施設でスプレーノズルへの感染対策の意識が約30%と低く,薬液小瓶の感染対策は市中病院や診療所で不十分な結果だった.耳鼻咽喉科医は今後も更なる感染対策への留意が必要である.
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新興・再興感染症-MRSA
鈴木賢二
日本耳鼻咽喉科学会会報,
12/2004, Volume:
107, Issue:
12
Journal Article
Peer reviewed
MRSAの定義と歴史1) 1941年英国および米国でペニシリンの臨床使用が開始され, 黄色ブドウ球菌(黄色ブ菌), 連鎖球菌, 肺炎球菌などに対し驚異的な効果を示し華々しい抗生物質時代の幕開けを迎え, 細菌感染症制圧へと夢が広がった. しかし早くも1944年にはペニシリン耐性黄色ブ菌が出現し, その後この菌による院内感染が問題となった. ...
ペニシリン耐性黄色ブ菌はペニシリンを分解不活化する酵素(ペニシリナーゼ)を産生し, ペニシリン耐性を示すものであった. 1960年にはペニシリナーゼで不活化されない抗ペニシリナーゼペニシリンとしてメチシリン(Methicillin)が開発されたが, すでに翌年には英国でメチシリンに耐性の黄色ブ菌が報告され, 1970年代に入ると欧米でこの菌による院内感染が大問題となった. これがMRSA(methicillin-resistant Staphylococcus aureus)である.
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