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Celotno besedilo
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Neoadjuvant chemotherapyが有効であった直腸GISTの1例
松尾, 康正; 千野, 晶子; 堀内, 裕介 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
2011, Letnik:
79, Številka:
2
Journal Article
Odprti dostop
「はじめに」 GIST診療ガイドライン1)では臨床試験の段階としながら, Marginally resectable GISTに対しメシル酸イマチニブ(以下, イマチニブ)によるNeoadjuvant chemotherapy(以下, NAC)の指針を示している. 直腸という部位の特殊性から, 比較的小さなGISTに対してもNACの適応となり得る. EUS-FNABでGISTと確定診断し, ...
NACを施行した直腸GISTの1例を経験したので報告する. 「症例」 患者:75歳, 男性. 主訴:自覚症状なし. 既往歴:74歳, 肺癌に対し肺葉切除. 生活歴:喫煙20本×50年. 現病歴:肺癌切除後, 経過観察中のPET-CTで直腸にSUV値7.25の集積域を認め, 精査目的で紹介となった. 初診時所見:血圧110/78mmHg, 体温36.2℃, 脈拍70/分, 眼瞼結膜貧血なし, 腹部圧痛なし, 直腸診で弾性硬の腫瘤を触知.
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Celotno besedilo
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ESDを施行したBarrett食道癌5例の検討
文園, 豊; 藤崎, 順子; 今井, 瑞香 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
2010, Letnik:
77, Številka:
2
Journal Article
Odprti dostop
Barrett 食道癌は近年報告が増えており,ESDを施行した症例の報告もみられる。我々は2005年3月から2008年12月までに5例のBarrett食道癌ESD症例を経験したので報告する。 ...
症例は全例男性であり,平均年齢は60歳(50~74歳)。肉眼型は0-IIa3例,0-IIc2例であった。すべてSSBEに発生し,分化型腺癌であった。深達度はM癌4例,SM癌1例であり,SM癌はESD後追加手術となった。平均病変サイズは21mm(11mm~38mm)であった。切除方法はAPCでマーキングの後グリセオールまたはヒアルロン酸局注,IT knife®法で施工した。病変の境界は通常内視鏡で認識可能であったが,1例は食道扁平上皮下進展症例で切除水平断端が陽性となった。本症例は扁平上皮下進展を術前診断できなかった。5例とも偶発症は見られなかった。 Barrett食道癌は今後増加する可能性が高く,ESDは診断・治療に有用な選択肢になりうると考えられたが,Barrett食道癌では範囲診断困難例の報告もあり,特に扁平上皮下進展の術前診断は困難であった。
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大腸cold polypectomyガイドライン(大腸ESD/EMRガイドライン追補)
浦岡, 俊夫; 滝沢, 耕平; 田中, 信治 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2021, Letnik:
63, Številka:
5
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
日本消化器内視鏡学会では,大腸EMRとESDの棲み分け,そのための術前診断,実際の内視鏡治療の有効性と安全性を第一線の臨床現場で確保するための指針として「大腸ESD/EMRガイドライン(第2版)」を2019年に作成した.大腸ポリープに対しては,ポリペクトミーやEMRなど通電を伴う内視鏡切除がこれまで適用されてきたが,最近,通電を伴わないcold ...
polypectomyを導入・実施する施設が増えてきている.そこで,新たな知見を加えて,cold polypectomyに関する追補版を作成することとなった.しかし,各ステートメントに関してのエビデンスレベルは不十分なものが多く,今後は臨床現場での追補ガイドラインの検証が必要である.
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26.
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Lynch 症候群のサーベイランスにおける大腸内視鏡および上部消化管内視鏡による病変の発見頻度と病理学的所見に関する検討
新井, 正美; 小川, 大志; 千野, 晶子 ...
家族性腫瘍,
2010, Letnik:
10, Številka:
1
Journal Article
Odprti dostop
【目的】Lynch 症候群患者のサーベイランスにおける大腸内視鏡検査(CS)および上部消化管内視鏡検査(UGI)における有所見率および病理学的所見を比較検討して,その意義を考察する.【対象と方法】2009 年12 月時点で癌研有明病院にて2 年間以上Lynch 症候群としてサーベイランスを行っている42 例を対象とした.サーベイランスの所見を2005 年まで遡り,過去5 ...
年間の腫瘍の発生率や発生した腺腫や癌の臨床的および病理学的特徴を検討した.【結果と考察】対象者のフォローアップ期間内に大腸癌5 例(7 病変),胃癌4 例(5 病変),十二指腸癌2 例(2 病変)を認めた.また大腸腺腫を57 病変確認し内視鏡的に摘除した.1 回あたりの内視鏡検査における癌の発見リスクはCS で3.1 %, UGI で4.2 %であり,大腸癌の発見リスクはむしろ胃癌や十二指腸癌の発見回数よりも低くなっており,年1 回のCS により,大腸腺腫を摘除することによる大腸癌発生リスク低下の効果を示すものと考えられた.内視鏡切除で治療を完結できなかった大腸癌はいずれも前回内視鏡から2 年以上経過していた症例であり,年1回のCS は妥当な検査間隔と考えられる.一方,上部消化管内視鏡では年1 回実施していても,発見された粘膜内胃癌は4 例中1 例のみであり,内視鏡治療が可能な段階で早期発見は難しいと考えられる.しかし,サーベイランスとして上部消化管癌に対して生命予後改善を目的に実施するのであれば年1 回UGI を施行する必要があると思われた.
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27.
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大腸ESD/EMRガイドライン
田中, 信治; 樫田, 博史; 斎藤, 豊 ...
日本消化器内視鏡学会雑誌,
2014, Letnik:
56, Številka:
4
Journal Article
Recenzirano
Odprti dostop
大腸領域においてもESDの安全性と有効性が明らかになり,2012年4月にはESDが保険適用となった.大腸腫瘍の内視鏡治療の適応病変として,早期大腸癌のみでなく前癌病変としての腺腫性病変も多く存在し,大腸EMRとESDの棲み分け,そのための術前診断,実際の内視鏡治療の有効性と安全性を第一線の臨床現場で確保するための指針が重要である.そこで,日本消化器内視鏡学会では,大腸癌研究会,日本大腸肛門病学会,日本消化器病学会の協力を得て,新たに科学的な手法で作成した基本的な指針として「大腸ESD/EMRガイドライン」を作成した.本ガイドラインにおける手技の具体的な手順や機器,デバイス,薬剤の種類や使用法など実臨床的な部分については,すでに日本消化器内視鏡学会卒後教育委員会編「消化器内視鏡ハンドブック」が2012年5月に刊行されているので,技術的内容に関しては可能な限り重複を避けた.この分野においてはエビデンスレベルが低いものが多く,専門家のコンセンサスに基づき推奨度を決定しなければならないものが多かったが,適応・術前診断・手技・根治性の評価・偶発症・術後長期予後・病理診断などの広範囲な領域を簡潔にまとめ,現時点での最大公約数的指針を作成した.
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A型胃炎に合併した未分化型早期胃癌の1例
大前, 雅実; 山本, 頼正; 岡田, 和久 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
2009, Letnik:
74, Številka:
2
Journal Article
Odprti dostop
症例は55歳男性。健診のEGDで2mm大のカルチノイドを指摘され紹介。EDG上カルチノイドを認めず,体部の萎縮が目立ちA型胃炎を疑い,壁細胞抗体80倍,抗内因子抗体陽性であった。後日のEGDで前庭部大弯に10mm大の発赤陥凹性病変を認め,0Ⅱc,深達度Mと診断,生検上signet-ring cell carcinomaであった。A型胃炎に伴う前庭部の0Ⅱc UL(-)10mm ...
M癌で未分化型の適応拡大病変と考えESDを試行。病理組織で完全切除,経過観察の方針となった。
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家族性大腸腺腫症に合併した胃上皮性腫瘍のNBI併用拡大所見の検討
宮本, 勇治; 山本, 頼正; 大隅, 寛木 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
2014, Letnik:
85, Številka:
1
Journal Article
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家族性大腸腺腫症(familial adenomatous polyposis : ...
以下,FAP)は胃上皮性腫瘍を伴うことがあり,早期診断が重要である。FAPに合併した胃上皮性腫瘍に対するNBI併用拡大内視鏡(以下,NBI-ME)所見を解析し,その質的診断における有用性を検討した。NBI-MEを施行し,内視鏡切除を行った4例のFAP患者に合併した胃上皮性腫瘍8病変(癌5例,腺腫3例)を対象とした。NBI-ME所見はVS classification systemを用いて解析した。8病変のNBI-MEの所見は全例明瞭なdemarcation line(以下,DL)を認めた。Microsurface pattern(以下,MSP)は,癌5例では,irregular 4例,abcent 1例であり,腺腫3例では,regular 2例,irregular 1例であった。Microvascular pattern(以下,MVP)は,癌5例全例がirregularであり,腺腫は3例中2例がregularであった。腺腫の1例は,MSP,MVPともにirregularであり,その1例を除いて内視鏡切除後の病理組織学的所見とVS classificationでの癌,非癌の診断が一致しており,一致率は87.5%であった。症例数は少ないがFAPに合併した胃上皮性腫瘍の診断においてVS classificationを用いたNBI-MEは有用と考える。
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30.
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残胃癌のESD後に発生した遅発性穿孔の1例
平澤, 俊明; 山本, 頼正; 岡田, 和久 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
2009, Letnik:
74, Številka:
2
Journal Article
Odprti dostop
症例は60歳代,女性。胃体下部大彎の早期胃癌に対して,幽門側胃切除(Billroth-Ⅰ法)を施行後に異時性多発病変として早期胃癌を認め,ESDを行った。術翌日に遅発性穿孔に気がつき,クリップによる縫縮術にて保存的に改善した。ESD後の遅発性穿孔は比較的稀とされており,発症機序の考察も含め,報告する。
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