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  • 産学連携知的財産管理室 - 2019年度から2020年...
    大槻剛巳; 山内明; 西村泰光; 本地直貴; 青江智子; 多田美津惠; 三宅麻衣子; 日下彩生

    KAWASAKI IGAKKAI SHI LIBERAL ARTS & SCIENCES, 2020 46
    Journal Article

    「抄録」川崎医科大学内の産学連携知的財産管理室 (産知室) の活動について, 2019年度および2020年度半ばまでの活動を報告するとともに, 関連する事業内容について考察を加える. 2020年度に改めて, 産学官連携および知的財産管理について, それぞれのポリシーを開示した. 活動として, 2019年度の後半については, 例年通りBioJapanへの出展, 科学技術振興機構での新技術説明会での発表, 岡山リサーチパーク発表会への参加, おかやまテクノロジー展 (OTEX) への出展を行った. さらに本学主催の産学連携マッチングイベントであるKMSメディカル・アークwith MTOも開催した. しかし, その後から新型コロナウイルス感染症の感染拡大があり, 2020年度については, オンラインでのイベントを中心に, 大阪商工会議所 次世代医療システム産業化フォーラムや第6回DSANJ Digital Bio Conference and Face to Face Meeting (D-Bio Digital & F2F) での教員シーズの紹介を行った. 例年のFD会もオンラインとなり, 9月24日に実施した. KMSメディカル・アークからの製品化についてもCOVID-19の影響で遅延しているものもあるが, 現在, マッチング事業を継続している. 2020年度は, BioJapanも出展中止, OTEXは開催中止となっており, オンラインに限りシーズ発表を行う予定である. KMSメディカル・アークwith MTOもオンライン開催と決めている. 発明や特許申請については, 年度により変動がある状況となっている. 今後も, 社会情勢に合わせた的確な判断の中で, 学内の産学官連携事業の推進とともに, 知的財産の推奨などに向けて, 努力を続けたい.