41.
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42.
谷地地すべりにおける新第三系珪質泥岩層地すべりのすべり面構造
森屋, 洋; 羽沢, 大樹; 阿部, 真郎 ...
日本地すべり学会誌,
01/2008, Letnik:
44, Številka:
5
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本研究は岩盤地すべりが多発している新第三系中新統珪質泥岩層におけるすべり面構造を明らかにすることを目的としたものである。ここでは大規模に変動していることで知られている谷地地すべりを代表事例として, テストピットでの観察や土質試験, およびパイプ歪計などによるすべり面調査や地形解析などを行った。その結果, すべり面は泥岩中に挟在する凝灰岩中最も残留強度の小さい地層に形成され, ...
陥没帯や斜面途中の引張り亀裂部分で途切れたり, 末端部で瓦状構造をなすなど不連続で不均質であり, 地下水の挙動にも影響を与えていることなどが明らかになった。これらの事実は珪質泥岩層に発生する地すべりのすべり面形状を明らかにしたのみならず, 今後のすべり面調査手法や地すべり地での地下水浸透流解析, さらには地下水排除工計画にも重要な指標となるものと判断される。
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43.
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44.
空中写真判読とAHP法を用いた地すべり地形再活動危険度評価手法の開発と阿賀野川中流域への適用
八木, 浩司; 檜垣, 大助; (社)日本地すべり学会平成14年度第三系分布域の, 地すべり危険箇所調査手法に関する検討委員会
日本地すべり学会誌,
01/2009, Letnik:
45, Številka:
5
Journal Article
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地すべり地形をなす斜面の抽出と抽出された箇所を構成する微地形の特徴から, AHP (階層構造分析法) を用いて地すべり地形の再活動危険度を評価するシステムを開発した。このシステムは, 空中写真判読による地すべり危険度の判定で着目される地形的要因の階層構造化と, それらの要因の中で見られる現象のいろいろなケースを選択項目とし, それを重み値として表現することで, ...
地すべり危険度評価を定量化しようとするものである。要因と項目は, 地形判読と地すべり調査の経験のある専門家間でのブレーンストーミングで決められた。その結果, 1) 主滑落崖の明瞭さ, 2) 移動体の表面形状, 3) 地すべり移動体の斜面上での位置, 4) 移動体における亀裂の位置, 5) 移動体末端部の状況, の5つの要因が選択された。要因5) は, 移動体末端部の侵食されやすさ, 移動体末端部の形状からみた不安定さからなる。 危険度評価の点数は, AHP各階層を構成する要因の中で選択された項目の重みの積として得られる。危険度レベルは危険, やや危険, やや安全, 安全の4つに分けられる。抽出されたすべての地すべり斜面に対するAHP評点を階級別に累積頻度分布として表し, その中の上位5%のものを危険とする。そして, 上位から5-30%, 30-60%, 60-100%にあるものを, それぞれやや危険, やや安全, 安全とする。 新第三紀層からなる阿賀野川中流域で抽出された312箇所の地すべり斜面をこの手法で評価した。その結果は, 空中写真判読による総観的な評価結果とよく対応し, この評価システムが従来の空中写真判読による定性的な評価プロセスを良く表現していると言える。また, 現地で確認された活動的な地すべり地での危険度レベルは高く評価された。以上から, このシステムは, 詳細な現地調査を行わずに広域的に迅速に地すべり危険度を評価するのに活用できる。
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45.
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46.
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47.
秋田県谷地地すべり地域の地形発達過程
森屋, 洋; 檜垣, 大助; 早田, 勉
季刊地理学,
2012, Letnik:
64, Številka:
2
Journal Article
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谷地地すべり地域において,林道切土法面を観察し,火砕流堆積物の分布範囲,火砕流堆積物と地すべり移動地塊の内部構造の確認を行うとともに,テフラ分析を行った。その結果,火砕流堆積物は二種類あり,それらは前期更新世に噴出した湯浜火砕流堆積物もしくは約20万年前以前に噴出した不動山火砕流堆積物と同定される二つのユニットであると判断された。火砕流堆積物については,泥岩礫の中に混入している,破砕泥岩あるいは別の火砕流堆積物と急角度で接している,破砕泥岩の上を覆っているなどの3つの状態が観察された。このような内部構造の観察結果と空中写真による微地形判読結果を総合すると,当該斜面では約20万年前以前から地すべりが発生しており,さらに火砕流堆積物の堆積後にそれらを巻き込んだ地すべりと現在の微地形を形成した地すべりが存在することが明らかとなった。
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48.
白神山地の小規模地すべり地における微地形と植生の関係
三島, 佳恵; 檜垣, 大助; 牧田, 肇
季刊地理学,
2009, Letnik:
61, Številka:
2
Journal Article
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地すべり地に見られる植物の群落構成および分布の微地形との関係を検討するため,白神山地のひとつの地すべり地で,微地形・植生・土層構造・土壌侵食量の調査を行った。調査地にメッシュを設け,メッシュごとに植生調査を行った。メッシュは,植物の種構成により(1),(2),(3)のグループに分けられた。(1),(2)はブナ林に特徴的な種を持っているが,とくに(1)は尾根から滑落崖上部に分布しており,乾性の立地条件に現れる種をもつ。(3)は移動体下部に集中して分布しており,サワグルミ林に関係の深い種群をもつ。ブナ林乾燥型の(1)は,土壌の撹乱や土砂の移動が少ない尾根と,土壌侵食があり土層が薄い滑落崖上部に分布していた。サワグルミ林型の(3)は,土壌の撹乱や土砂の移動がある移動体の中でも,地下水の湧出で湿潤な環境にある移動体下部に分布していた。(2)は,基本的にブナ林型の種構成であり,微地形単位を超えて広く分布していた。調査地では,ブナ林を基本として,尾根や滑落崖上部に乾性立地の種が,また地すべりによる土砂堆積と地下水による湿性な環境にある移動体下部でサワグルミ林に関係の深い種を持つ林分がが立地している。
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49.
High-resolution electrical resistivity tomography to investigate the origin of the Tsugaru-Juniko Lakes : An example near the Ao-ike
TSOU, Ching-Ying; YAMABE, Kousei; HIGAKI, Daisuke ...
Journal of the Japan Landslide Society,
2021, 2021-00-00, 20210101, Letnik:
58, Številka:
3
Journal Article
Tsugaru-Juniko Lakes consist of the well-known Lake Ao-ike and other 32 lakes in Aomori Prefecture's Tsugaru Quasi-National Park, in the westernmost part of the Shirakami Mountains which has been ...
registered as a World Natural Heritage Site. Tsugaru-Juniko Lakes is considered to have been formed by a landslide triggered by an earthquake that occurred about 300 years ago. An identification of the subsurface structure of the landslide is particularly important for an understanding of the origin of lakes ; however, such data is limited. This study investigated the subsurface structure of the landslide near the Ao-ike by using 2D high-resolution electrical resistivity providing the evidence of the formation of landslide-dammed lakes and new information of the geological data. Besides, historical documents were used to investigate the formation age of the lakes.
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50.
水系の発達からみた線状凹地と崩壊・地すべりとの関係
檜垣, 大助
季刊地理学,
03/1996, Letnik:
48, Številka:
1
Journal Article
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赤石山地南部の5地域を対象に, 線状凹地の存在する稜線区間とそれに隣接する線状凹地のない稜線区間の稜線両側斜面の谷密度を比較した結果, 線状凹地存在区間の斜面では, 水流のある谷の発達が悪く, 化石谷が多いことがわかった。この原因として, 線状凹地形成の原因となる岩盤クリープなどの山体変形により引張応力場となる山体上部の地盤が緩んで, ...
降水流出のうち地下水浸透分が大きくなるためと考えられる。これは線状凹地下方斜面への地下水供給の増大をもたらし, 下方斜面での崩壊・地すべり発生の原因となるとみなされる。
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