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研究会 第8回 心臓核医学研究会 携帯用RI心機能モニター(VEST)の使用経験
大嶽, 達; 渡辺, 俊明; 小坂, 昇 ...
心臓,
1988, Letnik:
20, Številka:
1
Journal Article
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携帯用RI心機能モニター(VEST)は,樹脂製のジャケット上にRI検出器を左室へ向けて固定し,種々の状態での左室機能変化を連続的にとらえる装置である.VESTを用い,我々は,正常者,虚血性心疾患症例,拡張型心筋症症例を対象とし,トレッドミル運動負荷,回復期,立位,坐位などでの左室機能示標変化,および左心不全患者に亜硝酸剤ISDMおよび強心薬E1020を投与した際の左室機能示標変化を検討した.その結果,立位で坐位に比し拡張終期容積(EDV)が減少し,運動負荷時,立位に比しEDVが増加する結果が得られ,下肢静脈プールの関与が考えられる.運動負荷時の駆出分画(EF)変化については,広範虚血でEFが低下することが示されたが,真のbackgroundに対する慎重な配慮が必要である.薬剤負荷では,ISDNでEDV,収縮終期容積(ESV)が減少し1回拍出容積(SV)が著変なくEFが若干上昇するとの結果であり,E1020ではEDV,ESVが減少,SV上昇,EF著明上昇の結果であった.これは両薬剤の効果をよく反映していた.VESTの信頼性に関しては,EFの絶対値をガンマカメラのデータと比較したが,r=O.938と比較的良好な相関であり,変化の信頼性についても,上記運動負荷や薬剤負荷での変化を合理的にとらえ,負荷前後の同一体位での指標もほぼ同じとなり,検出器のずれや著明な不整脈がなければ,かなり信頼できると考えられる.
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非肥満男性の内臓脂肪面積と健康障害
宮脇, 尚志; 齋藤, 信雄; 梶山, 登 ...
健康医学,
2001, Letnik:
16, Številka:
3
Journal Article
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BMI25(kg/m2)未満の非肥満男性299名について,X腺CT法による内臓脂肪面積と代謝パラメーターや健康障害との関係を検討した。内臓脂肪面積が80~100cm2以上では総コレステロール値,中性脂肪値,血糖値が基準値を逸脱する傾向がみられた。また,内臓脂肪面積の増加と共に肥満に伴う健康障害の平均合併数も増加傾向を示した。非肥満男性でも内臓脂肪が過剰に蓄積されている場合は肥満に伴う健康障害を起こす可能性が高くなることが示唆された。
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メチシリン耐性黄色ブドウ球菌による感染性心内膜炎の1幼児例
岩田, 敏; 山下, 行雄; 岩井, 英人 ...
感染症学雑誌,
1987/02/20, Letnik:
61, Številka:
2
Journal Article
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黄色ブドウ球菌 (Staphylococcus aureus) による感染性心内膜炎は, 化学療法の進歩した今日においても, 死亡率の高い難治性感染症の1つである. 最近我々は, メチシリン耐性黄色ブドウ球菌 (MRSA) が起炎菌となり, 内科的治療に抵抗した1幼児例を経験した. 症例は4歳男児で, 入院6ヵ月前に緑色レンサ球菌による感染性心内膜炎の既往があり, ...
僧帽弁の疣贅と僧帽弁閉鎖不全が残存していたが, 昭和59年9月16日, 発熱と痙攣を主訴に足利赤十字病院に入院した. 入院時, 僧帽弁前尖に疣贅を認め, 血液よりoxacillin, gentamicin耐性のS. aureusが分離された. cefazolin, amikacin, fosfomycin, chloramphenicol等による化学療法が施行されたが血液培養は陰性化せず, 入院23日目に僧帽弁置換術を施行し, 以後minocyclineを中心とした化学療法を行い軽快した. 経過中分離菌は使用抗生剤, 特にβ-ラクタム系薬剤に対して次第に耐性化する傾向が認められ, 疣贅より分離された菌株は, methicillinやセフェム系薬剤に対して感受性から高度耐性まで幅広い感受性分布を示した. 耐性株は, 薬剤を含まない培地を用いた継代培養により感性化した. 又, 入院時の初回分離菌株を, ceftizoxime 10μg/mlの存在下で32℃ で培養したところ, MRSAに特徴的なpenicillin-biiding protein (PBP) であるPBP-2'の産生が誘導された. 尚, 分離菌株のコアグラーゼ型及びファージ型は, 何れもII型及び83A (III群) と一致しており, プラスミドDNAの解析においても同一のパターンを示した. 以上より, 本症例における分離菌の耐性化の機序は, 使用されたセフェム系薬剤により, 生体内でPBP-2'が誘導された誘導耐性によると推測される.
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MRIで評価したテニス肘用バンドの有効性
荻野, 透; 池平, 博夫; 守屋, 秀繁 ...
理学療法学,
1996/11/30, Letnik:
23, Številka:
8
Journal Article
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テニス競技をする際に,前腕の近位部に疼痛を感じる事があり,この症状はテニス肘と呼ばれている。短橈側手根伸筋(ECRB)との関連が深いと言われ,テニス肘用バンドの装着により,疼痛が軽減する。 ...
我々は,このバンドの装着が本当に有効なのかどうかを立証するために7名の健常男子を被験者として実験を行った。作動した骨格筋が血流の増加とともに浮腫を起こし磁気共鳴画像(MRI)にて白く高信号を呈する事を利用した。その結果,ラケットの素振り動作とボールを打つ動作の両方でECRBは高信号を呈し浮腫を起こしていた。そこで,バンドを装着して類似の動作を負荷してみると,ボールを打つ動作の時には浮腫を約80%に抑える事がわかり,バンドの装着が有効であると考えられた。
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キュウリ果実の生長における各種サイトカイニンの促進作用
小川, 幸持; 西川, 司朗; 井上, 昇 ...
Engei Gakkai zasshi,
1990, Letnik:
59, Številka:
3
Journal Article
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大型ガラス室の, キュウリ (長日落合 2号) の抑制栽培 (9月上旬定植) では11~12月, 開花後の子房すなわち果実の生長が著しく遅れるか, あるいは止り, “流れ果”になるものが多い. この時期に, 開花中の子房に各種のサイトカイニンの溶液を処理するとその生長が促進される. この促進作用の順位はN6-ベンジルアデニン(BA)が最も強く, 次いでN6-イソアミルアデニン(isoAm), ...
△2-イソペンテニルアデニン (2iP), トランス-ゼアチン (t-Z) であり, シス-ゼアチン (c-Z) およびカイネチン(K)は最も弱い. 抑制栽培の10月, 正常に生長している単為結果の果実における内生サイトカイニンの消長を調査した. 果実のアルコール抽出物から精製して得た塩基性の分画をペーパークラマトグラフィで展開してヒモゲイトウ幼苗のベタシアニン形成による, 検定法を用いてサイトカイニン活性を調べた. ゼアチンとその関連物質のサイトカイニンの全量は, 開花して4日後から著しく増加し, 果長および果重の生長と並行して増加する. キュウリ果実の初期生長に内生サイトカイニンは促進的な作用をしていると推察される.
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GENERAL SESSION
YASUDA, Kenjiro; IDE, Chizuka; ARAKI, Nasasuke ...
ACTA HISTOCHEMICA ET CYTOCHEMICA,
1979, Letnik:
12, Številka:
2
Journal Article
Recenzirano
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