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横断歩行者等を考慮した最外側車線の流出流率モデルと流入部の交通容量解析
河合, 芳之; 鹿田, 成則; 片倉, 正彦 ...
土木学会論文集,
2005, Volume:
2005, Issue:
779
Journal Article
Open access
本研究では, 信号交差点流入部において横断歩行者等 (横断歩行者および自転車) と交錯する直進左折混用として運用される最外側車線に着目し, 左折車が横断歩行者等と交錯することによって生じる左折車の中断と, その中断が後続車両に及ぼす影響を表現し得る最外側車線流出流率モデルの導出を行う. 次に流入部各車線の待ち行列流出時間を等しくする条件のもとで, ...
最外側車線の流出流率モデルを適用して車線ごとの到着交通流率を推定する新たな方法を提案する. 本推定手法は, 車線毎の到着交通流率の推定結果は実測値とよく適合し, 最外側車線の利用実態を適切に表現し得ることが確認され. 流入部の車線の利用実態を適切に評価することを可能とし, 交通容量解析結果の信頼性を向上させることが期待できる.
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信号交差点における左折交通に及ぼす横断歩行者及び自転車の特性と定量化について
河合, 芳之; 片倉, 正彦; 鹿田, 成則 ...
土木計画学研究・論文集,
2003/09/30, Volume:
20
Journal Article
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信号交差点の流入部は, 最外側車線を直進・左折混用車線とし, 横断歩行者・自転車 (以下: 横断歩行者等) と同一現示で処理することが一般的である。このような最外側車線は, 横断歩行者等の影響により左折車両の閉塞が生じ, 併せて直進車両の消極的な車線選択による交通容量の低下が見られる。 本研究は, 左折交通流率の影響要因である横断歩行者等の量や行動特性に着目し, ...
横断歩行者等と左折車両が交錯する地点における横断歩行者等の実態とその特性について明らかにし, 横断歩行者等の横断挙動の定量化を行ったものである。 信号待ちの状態から発進する歩行者等の流率は, 滞留人数を変数とした関数で近似でき, 横断距離を変数とした拡散現象で表すことを示した。さらに、横断歩行者等の自転車混入率を用いて, 最初に左折車両と交錯する地点に到達する歩行者等の属性の推定手法を案出し, この歩行者等の横断速度算出手法の導出を行った。これらの結果を統合して、横断歩行者等が左折車両を閉塞する時間の算出方法を確立した。本研究で案出したモデルは、信号制御を中心とする歩車分離信号の導入の効果やその基準の設定等、平面交差点の設計に供すると考える。
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都市部道路交通における自動車の二酸化炭素排出量推定モデル
大口, 敬; 片倉, 正彦; 谷口, 正明
土木学会論文集,
2002/01/20, Volume:
2002, Issue:
695
Journal Article
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自動車による二酸化炭素排出量の低減は地球温暖化対策として大変重要視されている. 自動車単体の性能向上, 自動車交通量の抑制など様々な対策が検討されているが, 交通運用・交通制御面から捉えて交通混雑状況がどれだけ二酸化炭素排出量に影響があるかを的確に推定する手法がない. 本稿では, ...
実際の都市部の道路で行った実走行実験から得られた燃費データの実証分析とエンジン熱機関と車両運動の理論モデル解析を通して, 交通混雑状況下における車両挙動と燃料消費量 (すなわち二酸化炭素排出量) の関係の定式化を行う. その結果, 自動車による二酸化炭素排出量は, 旅行時間, 旅行距離, 車速変動特性の3要因により適切に定量評価できることが明らかとなった.
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4.
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信号交差点における転向半径と転向角度が左折飽和交通流率に与える影響について
河合, 芳之; 鹿田, 成則; 片倉, 正彦 ...
土木計画学研究・論文集,
2002/09/30, Volume:
19
Journal Article
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本論文では, 我が国の左折飽和交通流率の基本値1, 800pcu/時に対して今回の研究結果からは, これより低い飽和交通流率の値が多く得られた。さらに、転向半径と左折飽和交通流との間に明確な関係があることを示した。諸外国を含む現状の推定値との比較検討を行い, 転向半径を説明変数とした左折飽和交通流率の推定モデル式を提案した。
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5.
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信号交差点における車頭時間を用いた大型車の乗用車換算係数の推定方法
鹿田, 成則; 片倉, 正彦; 大口, 敬
土木計画学研究・論文集,
2000/09/30, Volume:
17
Journal Article
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信号交差点の飽和交通流率に影響を及ぼす要因は様々に存在するが, これら影響要因の中で大型車の影響はほぼすべての要因にかかわる基本的要因である。大型車の影響は乗用車換算係数で表現され, これまでにも乗用車換算係数の推定方法はいくつか提案されている。しかしながらこれらの推定方法には適用条件の不明確さや論理的な曖昧さがあるため, 実際にこれらの推定方法を適用しようとすると問題が生じる。本研究では, ...
従来の推定方法がもつ問題点を整理し直し, 論理的に整合の取れた乗用車換算係数の推定方法を提案する。従来曖昧のままに残されていた問題点を理論面と実測データの両面から解明した。
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6.
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信号交差点の飽和交通流率と車線幅員の関係について
鹿田, 成則; 片倉, 正彦; 大口, 敬 ...
土木計画学研究・論文集,
2001/09/30, Volume:
18
Journal Article
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都市内街路では, 車線の増設および右折車線設置に伴い車線幅員縮小化の必要性が強まる現状にあるが, 車線幅員3m未満の狭幅員車線の飽和交通流率については隣接車線の走行車両, 特に大型車の影響を考慮する必要があり, 隣接車線に大型車が存在しない状態すなわち幅員だけの影響に着目した結果, 車線幅員が3mより狭くなるにつれ飽和交通流率が低下することが認められた. ...
さらに大型車は隣接車線の走行車両にも影響を及ぼしていることが明らかとなり, この影響は車線幅員3m以上の車線においても認められた. この結果は飽和交通流率は車線間で独立ではないことを示唆しており, 独立とみなす現在の飽和交通流率の体系を見直す必要があるといえる.
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7.
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交通シミュレーション再現性検証用データセットの構築
花房, 比佐友; 吉井, 稔雄; 堀口, 良太 ...
土木学会論文集,
2001/10/20, Volume:
2001, Issue:
688
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本研究は, 交通シミュレーションモデルの再現性を検証するための機能を持ったデータセットの構築を目的とした. 東京都西部の吉祥寺・三鷹付近を対象区域として調査を行い, 観測誤差を修正した後に, 車両登録番号の照合処理により車両軌跡を推定した. さらに, 車両軌跡を集計したサンプルOD交通量を拡大して, 時間帯別OD表を作成した. データフォーマットは各交通シミュレーションモデルに対応可能なように, ...
汎用性のあるものとした. このデータセットは現在,「吉祥寺ベンチマークデータ (以下吉祥寺BMデータ)」としてインターネット上で公開されている.
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8.
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織り込み区間に関する研究の現状と課題
片倉, 正彦
土木学会論文集,
1992/01/20, Volume:
1991, Issue:
440
Journal Article
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わが国では織り込み区間の設計や運用方法について, これまで十分な研究蓄積がなく, 明確な手法が確立されていない. 織り込み区間の解析手法は米国でもHCM1985で大幅に改訂されたがまだ論議の残るところであり, 現在様々な解析手法が提案され, 研究が継続されている. 本論はこれらの研究経過と, わが国の織り込み交通現象を含めた, ...
交通現象及び交通容量研究の現状をレヴューして今後の研究開発の課題を展望するものである.
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東京都立大学工学部土木工学科土木計画学研究室
片倉, 正彦; 山川, 仁
土木学会論文集,
1990/07/20, Volume:
1990, Issue:
419
Journal Article
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