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企業のインナーブランディングの定量的評価手法
西原, 尚宏; 清須美, 匡洋; 椎塚, 久雄
日本感性工学会論文誌,
2019, Volume:
18, Issue:
6
Journal Article
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九州大学芸術工学府デザインストラテジー専攻ソーシャルコミュニケーションデザイン講座 統合新領域学府ユーザー感性学専攻感性価値クリエーションコース
清須美, 匡洋
感性工学,
2013/12/20, 20131220, Volume:
12, Issue:
2
Journal Article
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九州大学では, 教育・研究システムとして, 学府・研究院制度を実践しています. 私の研究室(ゼミ)は, 2つの大学院のゼミを持ち, ひとつは, 芸術工学府デザインストラテジー専攻ソーシャルコミュニケーションデザイン講座です. もうひとつは, 九州大学と九州芸術工科大学との統合による新しい学府, 新領域統合学府ユーザー感性学専攻感性価値クリエーションコースです. 前者は, ...
デザインの技術を背景とし, 成果課程としての応用研究を踏まえたPDCAサイクルの実践的な価値創成を具体化する研究です. ここでは, 企業や行政等との共同研究をベースに様々な価値創出のための実践的研究を担っています. 一方, 後者は広義のデザインとして社会に対する具現化や実践を通しての幅広い暗黙知や見えない価値, 感性に基づき価値創成するプロセスの研究です. どちらも共通していえることは, 研究における中心的な3つのアプローチに基づき, 実践的な研究を行っています.
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デザインの合意形成
清須美, 匡洋
感性工学,
08/2013, Volume:
12, Issue:
1
Journal Article
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1. はじめに デザイン(design)は, 元来モノの構造や形態, 表現をつくる, 具現化することであり, それは, 広い意味では, 企画・立案・構想・結果までを含む一連の行為を示すことである. さらに, 現在におけるデザインは, モノ・空間・ヒト・サービス・情報等あらゆる対象に対して, ...
調査・企画・計画・設計・実施・評価・再設計まで明確な目的に対する具現化や具体化のPDCAサイクル活動を意味する. しかも, デザインマネジメントとはデザインに基づく具体化した結果や成果を創出し続けることを目的としている[1]. また, デザインとは"他者の価値", すなわち, 他利を創造しその概念を知覚化「わかるように」することであるとみることもできる. 従って, デザインされた対象物が, 送り手(デザイナー)の視点ではなく, 受け手(ユーザー)の視点から受け容れられるものでなければばらない.
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ソーシャルエクスペリエンスデザインとユーザー感性学
清須美, 匡洋
感性工学,
04/2012, Volume:
11, Issue:
1
Journal Article
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「1. 大学, 大学院との出会い」九州大学大学院において, 統合新領域学府ユーザー感性学専攻が創設されて, はや3年が過ぎようとしている. 私は, 元々現場の人間で, 大学及び大学院を卒業後, 約25年間東京でデザインに関わっていたが, 様々なデザインに関するプロジェクトを行う中で, 自分の母校の先輩や後輩に多く出会い, 社会における“大学の役割や力”をまざまざと実感した. ...
これまでの様々なデザインプロジェクトにおいて, 何らかの関わりのある人々と多く出会えるということが, 大学や大学院における, 研究教育組織や事業としての魅力であると感じた. 私はたまたま今から6年前に, 九州の地(母校)に呼ばれ, 九州大学大学院芸術工学府における新たな専攻(デザインストラテジー専攻)の担当教員の一員となった. 就任当時は, 社会で実践してきた“デザインの成果や価値”について自分の“気づき”によって納得・体得した方法論を若い人たちや九州の地でお世話になった人たちへ伝えていこうと思い, すでに研究者として現場から来られた高度専門職業人としての教員の諸先輩方々とともに活動を始めた.
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エンプロイヤー・ブランドにおけるブランド構成要素の3×3マトリクスによる分析手法の研究
池田, 果衣; 清須美, 匡洋
芸術工学会誌,
2021, Volume:
82
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エンプロイヤー・ブランド(Employer Brand=以下、EBと記す)とは、企業の従業員や求職者向けのブランドイメージの構成方法であり、製品づくりに関する一貫性をアピールするProduct Brand(=以下、PBと記す)や、顧客向けの企業イメージを戦略的に構築するCorporate ...
Brand(=以下、CBと記す)と並んで、企業にとって重要なイメージ構築の考え方である。PBやCBは、企業の外向きの一貫性のあるイメージを確立する方法として早くから注目されてきたが、企業の内向きの情報も重要であるとするEBが注目されるようになってきたのは最近になってからである。 本研究では、企業がEBを導入し、確立しやすくすることを目的とし、EBの概念をわかりやすく構造化し、企業が体系的に導入できるようにする方法を提示する。 本研究は、3×3ブランドマトリクスを提案した。提案の方法は下記の流れで行った。①ブランド構成要素の抽出で、ブランドを成立させる構成要素を抽出、階層化する際に、ブランドとブランドが示す対象にとどまらず、ブランドを受信する生活者の解釈をブランドの構成要素に含めた。②パースの記号論に基づくブランド構成要素の階層化で、パースの記号論における、記号そのもの、記号が示す対象、解釈志向の三項構造を応用し、ブランドを成立させる構成要素を3×3のマトリクスに階層化した。③CB、PB、EBの構成要素で重視される要素の比較で、PB、CB、EBの区別が明確ではないため、3×3ブランド構成要素分析法=3×3ブランドマトリクスを使い、各ブランド構成要素の中で重視される要素の関係をアンケート調査により明らかにし、PB、EB、CBで重視される要素でPB3×3表、EB3×3表、CB3×3表を作った。④一企業を例とした3×3ブランドマトリクスによるブランド分析可能性の検討で、個別ブランドの具体的事例を3×3ブランドマトリクスとEB3×3表にあてはめることで、個別ブランドの分析が可能であることを検証した。 本分析手法の研究により、3×3ブランドマトリクスとEB3×3表が個別企業ブランドの体系的な解釈に役立つことがわかった。
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高齢者施設選択支援プロセスの基礎的考察
岩間, 泰広; 清須美, 匡洋; 椎塚, 久雄
日本感性工学会論文誌,
2014, Volume:
13, Issue:
1
Journal Article
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テキストマイニングを用いた「棚田米」の語を含む新聞記事データの分析
菊地, 稚奈; 清須美, 匡洋; 石井, 譲治
棚田学会誌,
2019, Volume:
20
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本論文は、「棚田米」という語がいつごろから使われるようになり、どのような文脈の中で語られてきたかについて、新聞四紙を対象に記事の内容から経時的変化を分析したものである。分析に当たってはテキストマイニングを用い、頻出語の抽出を行うと共にそれらの語同士の共起関係についてネットワーク図を作成した。 ...
「棚田米」の語が含まれる記事は棚田保全活動が開始されるのとほぼ同じ一九九〇年代後半から出現し、次第に数を増して二〇〇〇年代テキストマイニングを用いた「棚田米」の語を含む新聞記事データの分析中期よりほぼ安定して見られるようになっている。 記事中の頻出語に着目し、それらの出現頻度の推移について、一次直線および二次曲線との回帰から、減少傾向にあるもの、増加傾向にあるもの、増加後に減少あるいは減少後に増加する語に分類すると、頻出語は大きく三期に分けられる特徴がみられることがわかった。すなわち「棚田米」という語の出現は、大きく「保全・交流活動」→「イベント・レジャー」→「商品としての情報」として移り変わってきたことが明らかになった。 次に、それらの語同士がどのような共起関係を持つか、三期それぞれのネットワーク図を作成すると、それらの傾向がより明らかになったほか、近年になって商品化への興味、社会性への関心などが強化されていることがわかった。
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産業技術におけるデザインイノベーションに関する研究 : 新幹線車両開発の変遷における九州新幹線のデザインを事例として(プロダクトデザイン)
根本, 洋一; 清須美, 匡洋
芸術工学会誌,
2010, Volume:
54
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現在は、科学技術が社会のあらゆるところに遍在している高度技術社会である。少子高齢化や地球環境問題などの社会問題が表面化する中、社会や産業の持続的発展のためにイノベーションが重要であるとの認識が高まっている。イノベーションを実現していくために、それを具現化・具体化するためのデザインの重要性がこれまで以上に高まっている。産業技術におけるデザインとは、製品やサービスに対して様々な機能や価値を統合し、具現化することである。今後の製品開発においては、製品のもつ情緒性、象徴性、社会性が重要になってくることは必至である。なぜなら、実用上のニーズである機能性に加え、上質なユーザー体験を提供する製品やサービスを利用した時に感じる満足感に、ユーザーは価値を見い出す傾向が高まっているからである。本研究では、日本の産業技術の象徴であり、公共交通機関として時代や世相を反映している新幹線の車両開発の経緯を調査した。その結果、速達性という実用上のニーズを満たした上で、環境適合性を向上させながら、同時に移動空間における快適性の向上が継続的に実現されてきたことが確認できた。そして、2004年3月開業のJR九州新幹線では、伝統技術や伝統工芸を採用することにより、これまでの速達、環境適合、快適を追求してきた方向から、移動空間の情緒性を実現する方向性が提示されたことが確認できた。新幹線車両開発に地域の素材や伝統工芸の技術を採用する試みは、これまでの新幹線の延伸にともなう地域開発とは一線を画すデザインアプローチであり、デザインイノベーションの一例といえる。このことは、今後の整備新幹線の開発の方向性として、一つのモデルケースともなりうる可能性を示唆していると考えられる。
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