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遺残坐骨動脈瘤の1治験例
金沢, 守; 竹中, 博昭; 久我, 貴之 ...
日本臨床外科医学会雑誌,
1991, Volume:
52, Issue:
7
Journal Article
Open access
胎生初期に下肢の主血行路である坐骨動脈の遺残及びその動脈瘤は極めて稀で,その報告は本邦でも14例を数えるのみである. 今回われわれは右坐骨神経痛様症状で発生した遺残坐骨動脈瘤症例を経験した.症例は71歳女性で運動時右下肢痛を主張とし, ...
CTで右殿部の動脈瘤を指摘され当科紹介,入院となった.血管造影にて太い内腸骨動脈が骨盤腔外へ出た後,膝窩動脈となり,下腿へ向い,浅大腿動脈は大腿部分で先細りとなっているのが判明した.手術は仰臥位で, EPTFEグラフトを用い右外腸骨膝窩動脈バイパスを設置し下腿血流を確保した後,腹臥位として坐骨動脈瘤上下で坐骨動脈を結紮し血行を遮断し,瘤に縦切開を加え,血栓を排出,瘤は開放したまま放置した.術後経過は良好で下肢の阻血症状なく,坐骨神経痛は消失した.
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Fluticasone propionateエアゾール剤の臨床的検討 (第6報)
佐々木, 好久; 海野, 徳二; 奥田, 稔 ...
耳鼻と臨床,
1992/06/20, Volume:
38, Issue:
3Supplement1
Journal Article
Open access
通年性鼻アレルギー患者を対象にFluticasone propionate (FP) エアゾール剤200μg/日 (分2) 投与の有効性, 安全性および有用性を客観的に評価するため, Beclometh非asone dipropionate (BP) エアゾール剤400μg/日 (分4) 投与を対照とし, 二重盲検比較試験を実施した. 最終全般改善度は, FPまたはBP群それぞれ 「著明改善」 ...
33.3%, 37.5%, 「中等度改善以上」73.1%, 83, 0%, 「軽度改善以上」ともに96%以上と高い改善率を示し, 両群間に有意な差はみられなかつた. 概括安全度は両群ともに高い安全性を示した, 有用度では, FPまたはBP群それぞれ 「きわめて有用」 34.6%, 36, 4%, 「有用以上」80.8%, 85.2%, 「やや有用以上」ともに97%以上と高い有用率を示し, 両群間に有意な差はみられなかった. 以上よりFPエアゾール剤は, 1日4回投与のBPエアゾール剤と同様に高い有効性と安全性を示し, 1日2回投与でも有用性が期待できる薬剤であることが示唆された.
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