1.
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2.
(7) 膵臓癌 (浸潤性膵管癌) に対する術前化学療法とConversion surgery
水谷聡; 谷合信彦; 高田英志 ...
日本医科大学医学会雑誌,
04/2024, Letnik:
20, Številka:
2
Journal Article
「要旨」根治手術が行われた膵臓癌 (浸潤性膵管癌) であってもその予後は不良である. この状況を改善するためにゲムシタビン塩酸塩+S-1を用いた術前化学療法が計画され, 切除可能膵癌 (R), 切除可能境界膵癌 (BR) において予後延長が認められるようになった. また初診時に切除不能膵癌 (UR) と診断された症例に化学療法・化学放射線療法を行い, 一部の奏効した症例にConversion ...
surgeryを施行することで化学放射線・化学放射線療法だけでは得られない長期予後が得られることも分かってきた. 本稿では術前化学療法とConversion surgeryについて概説する.
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3.
PRTR制度におけるすそ切り以下排出量と届出排出量の整合性
水谷, 聡; 山崎, 耕平; 小口, 正弘 ...
環境科学会誌,
2022/05/31, Letnik:
35, Številka:
3
Journal Article
Recenzirano
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日本のPRTR(Pollutant Release and Transfer Register: ...
化学物質排出移動量届出)制度では,対象業種の事業者が指定された化学物質の排出・移動量を届出しているが,従業員規模などの要件を満たさない小規模事業者(すそ切り以下事業者)からの化学物質の排出量(以下,「すそ切り以下排出量」)は国が推計して公表している。すそ切り以下排出量は,塗料や接着剤などの排出源ごとに対象となる化学物質の業界調査データや事業所アンケート調査に基づいて全国の「総排出量」を推計し,これに売上高などの経済指標に基づいて設定された「すそ切り以下排出割合」を乗じて推計されている。本研究では,すそ切り以下排出量が正しく推計されているのかについて,すそ切り以下排出量が,事業者からの届出排出量データと比べて妥当な数値となっていると見なせるのかという観点から検討した。具体的には,すそ切り以下排出量の推計値を評価するために,その元となる総排出量を検証した。総排出量の検証は,国が推計した総排出量からすそ切り以下排出量を差し引いた届出排出量に相当する値(推計届出排出量)を算出し,事業者から届出された排出量(実届出排出量)と比較することで行った。すそ切り以下排出量が正しく推計されて両者が整合していれば,推計届出排出量と実届出排出量は一致することが期待されるが,後者に対する前者の比率は370万分の1から50倍までを示し,1/2~2倍に収まる物質が40物質ある一方で,3オーダー以上の乖離が確認された化学物質が19物質あった。業界調査に基づく推計を行った物質の推計量と届出排出量データの整合性が保たれているのに対し,アンケート調査のみで推計された物質の多くは数桁のレベルで過小となっていたことから,事業者へのアンケート調査のみに基づくと,すそ切り以下排出量を大幅に過小推計する可能性が高いことが示唆された。
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4.
事業所の規模の違いによる化学物質の管理・漏洩防止対策の比較
水谷, 聡; 池田, 歩夢; 田和, 佑脩 ...
環境技術,
2023/07/20, Letnik:
52, Številka:
4
Journal Article
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事業所の化学物質管理や災害時の漏洩防止対策について,従業員数(21人以上かどうか)と化学物質取扱量(対象化学物質を年間1t以上使っているかどうか)に基づいて,大規模事業所と小規模事業所とを比較した.大阪府下の21市町で化学物質取扱の可能性のある1,571ヵ所の事業所にアンケート用紙を送付し, ...
化学物質管理に係る年間費用,災害・事故対策の有無および対策の種類や対策を行っていない理由,化学物質管理に対するセミナーや講習会,業界団体が提供している化学物質対策資料の認知度等について質問し,比較した.292件の回答があり,有効回答率は20.2%であった.化学物質を1t 以上使用している事業所で比較すると,小規模事業所では,セミナーや公開資料の認知度や漏洩防止対策を講じている事業所の割合も明らかに低かった.また化学物質管理部署があると,化学物質情報に関する認知度などが高まることも確認された.
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5.
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6.
抗血栓薬内服患者の内視鏡検査における生検以上の手技
渡辺, 昌則; 千原, 直人; 三島, 圭介 ...
日本腹部救急医学会雑誌,
2016/07/31, Letnik:
36, Številka:
5
Journal Article
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背景:2012年7月に発行された抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドラインに準拠し,2013年1月より生検以上の内視鏡処置を始めた。対象および方法:2013年1月~2014年10月の期間,抗血栓薬服用者に対する内視鏡を行った患者は730人(上部431人,下部299人),うち生検以上の処置を行った患者216人を対象とし,後出血について検討した。結果:後出血の発生頻度は生検0%(0/165),PEG 0%(0/10),EMR 0%(0/17),胃ESD 30%(3/10),その他0%(0/14)であった。胃ESD後出血の発生頻度は,抗血栓薬非服用者に行った胃ESDに比較して,有意に高かった(P<0.0001)。血栓塞栓症の発生はなかった。結論:同ガイドラインを順守して内視鏡処置を行う場合,抗血栓薬服用者の胃ESDは後出血の発生率が高く,抗血栓薬の再開後も注意が必要である。
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7.
膵頭十二指腸切除術に対するrating systemを用いた行程別手術教育プログラムの意義とその有用性
相本, 隆幸; 水谷, 聡; 川野, 陽一 ...
日本消化器外科学会雑誌,
2015, Letnik:
48, Številka:
7
Journal Article
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目的:膵頭十二指腸切除術(pancreaticoduodenectomy;以下,PDと略記)に対するrating systemを用いた行程別手術教育プログラムの意義と有用性,安全性につき検討した.方法:指導医3名,対象は修練医の12名で,基本手術手技評価表とPD行程別技能評価表(A:基本的行程,B:胃癌・大腸癌手術と共通行程,C:PDに特異的行程)を用い,執刀ごとの到達度をrating ...
systemでスコア化し,A+BとC項目の合計スコアで修練医をlevel 1~4に層別化した(level 3以上PD執刀有資格,level 4は膵癌や血管合併切除術も可とした).検討項目は,①個別スコアの経時的推移と手術完遂率,②指導医群・修練医群間での手術成績比較,③アンケート結果検討とした.結果:A+Bの合計スコアは,level 2以下の4名を除き執刀ごとに上昇し,C項目スコアは個人差があった.手術完遂率は執刀ごと上昇した.手術時間は指導医群で有意に短縮(P<0.05),出血量や術後合併症率・術死率に差はなかった.アンケート結果は,改善すべき手技や行程が明確などであった.結語:PDに特異的行程の習得には個人差があり本プログラムの導入のみでは不十分だが,胃癌・大腸癌手術との共通行程の向上に本プログラムは寄与した.本プログラム下で,修練医執刀症例でも安全性は十分確保された.
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8.
PRTR を活用した少人数事業所からの化学物質排出量分布の推定
水谷, 聡; 杉浦, 隆介; 山崎, 耕平 ...
環境技術,
2021/11/20, Letnik:
50, Številka:
6
Journal Article
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わが国の化学物質管理制度であるPRTR では,従業員数が20人以下の「少人数事業者」は化学物質の排出量を報告する必要がない.しかし中には1t ...
以上の化学物質を取り扱っている事業者もあり,災害時には化学物質の漏出が懸念される.本研究では,業種別少人数事業所数の分布を推定する方法と少人数事業所からの排出量を推計する方法を提案した.つづいて,大阪府の中で特に少人数事業所が集まっている地域を対象に,それらを組み合わせることで少人数事業所からの化学物質排出量の分布を推定し,GIS で可視化した.PRTR 届出排出量の分布と比較した結果,化学物質や業種によっては少人数事業所排出量と分布の傾向が異なり,災害時の化学物質の漏出リスクを評価する際にPRTR の情報だけでは不十分であることが示唆された.
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9.
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10.
たこ焼きによる食道熱傷の1例
塙, 秀暁; 渡辺, 昌則; 黒田, 誠司 ...
Progress of Digestive Endoscopy,
12/2012, Letnik:
81, Številka:
2
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「症例」 患者:28歳, 男性. 主訴:胸骨後部痛, 発熱. 既往歴:特記すべき事項なし, 精神疾患なし. 生活歴:独身, 一人暮らし. 現病歴:夜にたこ焼きの1個目を摂取したところ熱かったため丸飲みをした. その後より胸骨後部~心窩部痛が出現した. 翌日より37.6℃の発熱を認め, 疼痛が増強し食事摂取不可能となったため近医を受診. 上部消化管内視鏡検査にて食道熱傷を認め, ...
当科紹介受診となった. 入院時現症:身長164.3cm, 体重60.6kg, 意識清明, 血圧132/78mmHg, 口腔咽頭内に特記すべき所見なし. 胸骨後部から心窩部にかけ自発痛あり. 胸部単純CT検査:食道・縦隔に特記すべき異常所見認めず. 血液検査所見:WBC12,410/μl, CRP11.4mg/dlと炎症反応の上昇を認めた. 上部消化管内視鏡検査:食道入口部直下から食道・胃粘膜接合部(EGJ)まで続く浅い白苔を伴った帯状潰瘍を認めた.
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