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  • 新規高速液体クロマトグラフィ分析装置を用いたイマチニブ...
    福司, 弥生; 赤嶺, 由美子; 松下, 美由紀; 森川, 悟; 三浦, 昌朋

    YAKUGAKU ZASSHI, 11/2023, Letnik: 143, Številka: 11
    Journal Article

    「緒言」分子標的治療薬イマチニブは慢性骨髄性白血病(chronic myeloid leukaemia: CML), フィラデルフィア染色体陽性急性リンパ性白血病, KIT陽性消化管間質腫瘍(gastrointestinal stromal tumors: GISTs)などに適応を有する薬剤であり, 現在, 血液中のイマチニブ濃度を測定して投与量を精密に管理した場合, 診療報酬として特定薬剤治療管理料を算定することができる. イマチニブの血中濃度の測定は, 通常, 臨床検査会社に外部委託されているか, 各医療施設内において高速液体クロマトグラフィ(HPLC), あるいは液体クロマトグラフィ - 質量分析計(LC-MS/MS)を用いて行われているが, 近年, 一般医療機器としてHPLCをベースにしたLM1010高速液体クロマトグラフ(以下, LM1010)が日立ハイテクサイエンス社から発売され, イマチニブ測定手順に従うことで, 自施設内で容易にイマチニブの血中濃度を定量することが可能となった.